助産は分娩の需要が減ると養成できる数も自動的に減るので、需要が減って助産師が余ることになりにくい構造をしていると思います。 実際に分娩介助という従来型の需要の減少に伴い、例えば助産師会が設置している母子保健研修センターの募集定員も減りました。定められた10例の実習ができないからです。そのため定員が例えば10名でも実際は6名程度しか入れないような学校はザラです。 無痛(和痛)分娩も多くなり、一般的なイメージの助産師の働き方は少なくなってきているというのは否定できないと思います。 一方で高齢出産が増えハイリスクのサポートなどより高度な知識を持つ助産師や、保健福祉のあり方の変化により妊娠から出産・育児までをサポートできる助産師が求められています。 また、正常分娩をより助産師にタスクシフトする院内助産院や、助産師外来も増え、病院勤務の助産師が昔の2倍になっています。逆に言うと、少し前の法律の改正で単独の助産院を経営することは昔より難しくなっていますが。
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