建設業経理事務3級の問題になります。わからない問題があるため、ご教授お願い致します。

Question

建設業経理事務3級の問題になります。わからない問題があるため、ご教授お願い致します。問 本社従業員の社会保険料￥13,000 を現金で納付した。なお、このうち￥6,000 は従業員の給料から差し引いたものである。

解答：預り金 6000/ 現金 13000
法廷福利費7000

この法定福利費とは何でしょうか？有識者の方ご教授お願い致します。

Answer 1

法定福利費とは社会保険料のことです。具体的には、健康保険料および介護保険料、厚生年金保険料、子ども・子育て拠出金、雇用保険料、労災保険料が挙げられます。これらは福利厚生にかかわる費用の中でも、法律で企業負担が義務付けられているため「法定」福利費といいます。

なお、設問だと法定福利費のうち半分弱は給料から預かったものとのことなので、健康保険料および介護保険料、厚生年金保険料、子ども・子育て拠出金が内訳と思われます。
（健康保険料および介護保険料と厚生年金保険料は従業員と会社で同額ずつを負担するのがきまり。これらを納付する際、子ども・子育て拠出金を一緒に納付することになっている）
雇用保険料と労災保険料は給料からの預かり金などとは違う時期に、全額を会社負担で納付します。

Answer 2

社会保険料は、事業主（会社）と従業員の両社で負担します。従業員が負担する部分は給与から差し引いて支払うので預り金として処理し、会社が負担する部分は、法定福利費として処理するのが一般的です。