公認会計士を目指している者です。 論文式試験合格後にどこかしらの大手監査法人に勤めることを目標にしております。

Question

公認会計士を目指している者です。
論文式試験合格後にどこかしらの大手監査法人に勤めることを目標にしております。ですが、私には逮捕歴があり、現在は執行猶予中で、もし予定通りに試験に受かれば執行猶予中の就職活動になります。
そこで皆さまにお聞きしたいのは、「大手監査法人の就職時に犯罪歴は問われるのか」です。
公的な書類を扱う場所なのでそういったチェックも厳しいのかなと想像しています。
とりあえず匿名で直接監査法人に問い合わせをしましたが回答していただけず困っておりました。
かといって実名で聞いてブラックリスト入りになるのではという恐怖があり。。
一生懸命勉強して試験に合格したあとに、前科があると就職できません。ではなんの為の勉強なのかわからなくなってしまいます。
内部の事なので決定的なお答えが難しいかと思いますがわかる方がいらっしゃれば教えていただきたいです。

Answer 1

大手監査法人でなくとも、犯罪歴がある事を公言してくる合格者を躊躇なく採用する法人は少ないだろうな。

監査法人には監査に関わる補助者の能力的担保だけでなく補助者の法令遵守も求められているが、万が一 不祥事を起こされた場合には なぜわざわざ犯罪歴が明らかな人物を採用したのか その様な人物に対して法令遵守の徹底するためにどの様な施作をしたのか と言う事が厳しく問題にされるのが明白だからだ。

ただし、個人の 犯罪履歴 と言うのは本人許諾なしに利用することは許されない極めて 重要な個人情報だ。
なので、大手の監査法人を含め採用予定者について犯罪履歴の調査などは基本していないはずだ。

個人的には非常に気に入らないが、
実際、過去にはマスコミにも大きく報道される様な性加害事件で実刑判決を喰らった様な奴がその後、大手の監査法人に潜り込んで独立している。

法律的な視点から言えば、仮に執行猶予中である事を隠し履歴書に賞罰なしなどと書いて就職したのであれば、そのことが判明した場合には解雇の理由にはなり得る。
採用した側からすればそれを知っていれば採用しなかったと主張する事が十分に可能だからだ。

ただし、
一方で執行猶予中である事を隠して就職する事が 社会的に非難される事だ とも一概には言えない。

そもそも執行猶予の制度趣旨は 社会生活の中で罪を犯した者の更生を図る事にある。
にも関わらず 執行猶予中を理由に就職できないのであれは、社会生活を送ることが出来きず執行猶予の趣旨に反する事になってしまうからだ。

この点は 知らずに執行猶予中の者を採用した監査法人にとっても 執行猶予が判明した場合に 直ちに解雇をしない理由にはなり得るだろう。
採用時に法人に瑕疵がなく採用し、その後良好な状態で勤務をしている者を執行猶予を理由に解雇するのは、社会生活の中で更生を図ると言う法の制度趣旨に反する決定をすることとなり社会的責任の大きい監査法人として望ましい判断とは言えないと言う抗弁は理由としては一応成り立つ。

Answer 2

禁錮こ以上の刑に処せられた者であつて，その執行を終わり，又は執行を受けることがなくなつてから三年を経過しないものは公認会計士になる事が出来ない。なので採用されないだろうな。

Answer 3

そもそも、監査法人がどうかの問題でなく、執行猶予期間中の就活は、履歴書の賞罰に罰として書く必要がありますよね。
よって、犯罪歴はわかってしまった上で、それが問われるかですが、まー敢えて採用したくはないですよね。常識として。
よって、私があなたなら、合格しても執行猶予期間が終わるまで就活しませんけどね。
執行猶予期間終了後は、刑は消えますから履歴書の賞罰に書く必要は基本的にないので。