25卒です。就職活動をする上でどの会社がいいかどうやって判断してますか？やりたいことはもちろんなんですけど、やりたいこと…

Question

25卒です。就職活動をする上でどの会社がいいかどうやって判断してますか？やりたいことはもちろんなんですけど、やりたいことが決まってない、とにかくいい会社で働きたいという人はどう言う所を見てますか？説明会を受けてもどの企業も人間関係は良好とか、福利厚生整ってる、残業少ないとか言うのでどれが本当なのか分かりません。会社を選ぶ基準として、平均勤続年数や年間休日、離職率を見てるんですけど、中にはホワイトな環境でもあまりにも給料が低いところもあったりして、本当にここで働くという選択でいいのか分かりません。
皆さんはどういう基準で会社を選んでますか？大手はあまり見てないです。地元の中小企業に絞ってます。

Answer 1

元採用担当のおぢさんです。回答が付かないようなので思うところだけ活字で書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。

>とにかくいい会社で働きたいという人はどう言う所を見てますか？

あなたの仰る「いい会社」というのがどういう会社か具体的に分かっておられないのが混沌とする原因ですね。例えば、婚活している人が「良い人」と結婚したいと言っているのと同じです。

そりゃあ、誰だって良い人・良い会社とご縁があることを願っています。ただ、誰しもが大谷翔平選手の奥さんになれないのと同じで、誰から見てもすごくホワイトな会社はそれ相応のレベルの人しか採用されないのです。ですから、自分にとって大事なもの・譲れないものの優先順位をつけて、取捨選択するしかないのです。

つぎに、いろんな情報をまぜこぜにせずに、ピンポイントでフォーカスして観察しないと見えないことがいろいろあるのです。あくまでも例えばですが、わかりやすく給料（お金）が最優先としましょうか。求人票で初任給が◯万円と提示されたところで、本当にいくら貰えるかはわかりません。更に言えば、賞与（ボーナス）は会社によって０～6ヶ月分と差が大きいわけで、これを含めて年収として比較検討しなければ意味がないのです。月給１～２万円の差なんて、賞与で簡単にひっくり返るのですから。初年度夏賞与はほぼ貰えませんから、２年目の年収で比較するのがよいでしょう。最低でも賞与実績（◯ヶ月分）の情報は聞き出しましょう。

つぎに、本当の姿に少しでも近づきたいのであれば、３年の夏期インターンに沢山参加されるべきでした。説明会など人事がやりますから、いわばお見合いの席みたいなもので良いことしか言いません。インターンシップであれば現場に長時間関われますから、嫌でも雰囲気や若手社員の本音が見える会社が多いのです。どうやって会社は不都合な情報を隠すのかも、そういった経験を通じて分かってくるわけです。正直な所、説明会を聴いただけでは我々人事関係者でも本当のことなどわかりません。まぁ、最後に厳しい質問はするでしょうから、ある程度は事実に近づけるでしょうけど、学生さんであれば何を質問すればいいかも不明でしょう。

さて、地元中小ということですが、大学も地元なんですかね。そうであれば、すぐにキャリアセンターに行っていろいろ教えてもらいましょう。OBOGがいるのならば、すぐにアポ取りして会いに行きましょう。また、キャリアセンターの職員さん自身も個別の情報を持っている可能性は高いです。もし、大学が遠隔地でOBOGやキャリアセンターがあてにできないのであれば、応募先の人事に「若手の社員さんと少しだけでもお話伺えませんか」とお願いしてみましょう。頑なに拒否されるような会社は、なにか後ろめたいことがあるはずです。