日本語教師って、将来性ありますか？

Question

日本語教師って、将来性ありますか？

Answer 1

率直にお答えすると、ありません。

将来性という言葉の解釈は人それぞれなので、お金・キャリア・持続性の３方向でお答えします。

◎お金
給料は激安です。常勤の場合、有資格未経験者で２０万円前後。経験者でも30万以上は望めません。２５万円ぐらいが壁になります。

非常勤の場合は、もっと下がります。専業主婦のパートタイマーのひとつとしての選択肢にはなりますが、それを将来性と言えるのかどうか。

海外の求人も期待できません。現地の中流所得者よりは下、底辺よりは上。その程度の給料です。生活はしていけますが、それを将来性と言えるのかどうか。

オンラインチューターの場合、英語が話せれば時給2000円以上狙えます。ですが不安定です。また教材の準備時間次第で、実質時給は下がります。加えて、時差を使った働き方になります。ですので、激務です。
これも持続性の点で疑問があります。

◎キャリア
ベテラン教師を求めている日本語学校は少数派です。多数派は安くて若い教師を採用します。使い捨てです。つまり年齢とともに求職は難しくなります。
キャリアアップしていくことは難しいということです。そういった点でも将来性はありません。
正社員として入社できれば安定はしますが、常勤かつ非正規採用だったり非常勤は将来性という点では極めて不安定です。
教務主任や校長などマネジメント職としてキャリアアップすることが必要です。ですが、日本語教師としての本来の仕事とは違います。つまり求められるスキルも違います。コーチングに始まり、一般企業の管理職と同様のスキルを身に着けていく必要があります。

◎持続性
ここまで述べた通り、昇給は難しくキャリアップも困難であるため、万人にとっての持続性は低いと思います。
ただし学校運営や教師のマネジメントに面白さを感じられるようであれば、将来性はなくはない。といった感じでしょうか。

以上、日本語学校を経てオンラインチューター専業で稼いでる日本語教師からの回答でした。

Answer 2

ありますよ。
AIには置き換え不可能な言い回しが多いですから。

Answer 3

今と大して変わらないと思います。稼げるようにはならないでしょうね。
大学での採用を考えるならほかのニッチな学問より求人多いと思いますよ。それでも狭き門ですが。
職業自体の将来性よりもどの機構のどの段階でかかわるかによって大きく変わってくると思います。日本語学校の非常勤か留学生の大学院に絞った仲介兼日本語教師ではまったく違いますので。

Answer 4

人によって見方はいろいろだと思います。

私は、
不安定な側面もあると覚悟を決めて
自己研鑽と社会勉強を続けている
知的能力の高い人にだけ、
将来性が開かれていると思います。

「資格を取ればなんとかなるでしょ」と軽く考えて
二流大学に進学したような人は、
社会の厳しい波に洗われて、挫折すると思います。