簿記２級って就活で得する事ありますか？

Question

簿記２級って就活で得する事ありますか？私は大学で商学部に所属していることもあって、簿記３級を１学期にとりました。

ただ何故自分が簿記の勉強をしているのか目的がよくわからず＾＾；流れ的に次は２級かなとか思っていたんですが、目的が曖昧なまま勉強していてもつまんないし、モチベーションも持たないなとか思ってしまいます。(一応一学期に２級の商業簿記は勉強し終えました。)

蹴活中や蹴活を終えた先輩に聞いても簿記があった為に特別得をしたということは聞いたことがありません。蹴活で少しでも有利になるなら目指してもいいかなとも思うんですが・・・今はやりたい事がたくさんあるので、時間を割いて勉強してまでとる価値があるのかわからないです。

１１月に簿記２級の試験があるのですが、やはり２級を目指して勉強するべきなのでしょうか。

Answer 1

経理の仕事に就く可能性があるのならば取っておいた方がよいです。

簿記2級は、あれば必ず就職できるという資格ではありません。

しかし、「無いとそれだけで就職できない」という可能性があります。

前年度から導入されたJ-SOXという制度はご存知でしょうか？

この制度で、「全般統制」という仕組みがあります。

簡単に言うと「企業が、しっかりと財務諸表を作成する前提を有していますよ」と証明できる仕組みです。

この仕組みの1つとして「経理部職員を採用する際に、簿記2級保持を前提としている」というものが考えられます。
企業は、これを主張すれば会計士も「そうか。経理部員が全員簿記2級取得しているなら、まあ、○○の部分の全般統制は有効に機能しているといえるかな。。。」と判断します。

つまり、「経理部員全員が簿記2級保持」という内容以外に、「私の会社は○○の理由で経理がしっかりしています」と主張できる企業なら、簿記２級の存否に係らず経理部配属要員として採用しますが、それいがいに有効な理由が思いつかない企業は経理部を簿記2級保持者でそろえていこうと考えることになります。

と、まあ、こんな感じで、必ずしも実務に直結しないとは言え、簿記2級が内定をもらえるか否かの判断基準となることは十分にあり得ます。あるに越したことはないでしょう。
折角、簿記2級の勉強を終えているのに、資格を取得していないばかりにもらえるはずの内定がもらえなかったら、泣くに泣けないと思いますから。。。

Answer 2

高卒であれば、役に立つかもしれませんが、大卒で尚且つ商学部ならば役に立たないと思います。
税理士の科目合格を企業は求めるのではないでしょうか？
日商簿記3級、2級の次元ではなく、簿記論・財務諸表論を目指して欲しいです。
それがあればかなり就活に役立つでしょう。

ただ、あなたは何故商学部に入ったのでしょうか？
目指すところが簿記や会計に関係のない職業であれば、簿記の検定どころか商学部に通う意味すらないように思います。
大学で何を学び、将来何になりたいのか・何をしたいのか、大いに悩む年齢だと思います。
羨ましい年齢ですね。可能性がいくらでもあります。

とりあえず、受けて損なんてないので受けるべきかと思いますよ。

Answer 3

大学で簿記学や経済理論を納めるのが大学生の本分では有りませんか。
新卒の就職試験では簿記資格も有った方が話はしやすいでしょう。
しかも、経理事務や庶務担当として採用される可能性は、何も無い者よりは有利と成ります。

本来、簿記二級レベルの資格は商業高校や経理入門学校で修める実務系の資格です。
学問の府としての大学で修める物では有りません。
但し、今日の採用試験の厳しさを考えれば、一つでも有用な資格を所持している事は、アピールに値する物です。

勉強を済ましているなら、何故資格試験を受けて、その成果を形にしないのでしょうか?
単なる自己満足では有りませんか、社会にアピールする為には資格は必須の物です。

商業系の学部であれば、税理士試験の受験も可能では有りませんか。
簿記二級などと考えず、税理士や公認会計士の道も探れるのでは有りませんか。
もう少し、上を目指す自分自身を描きませんか。

大学まで、進んだ者はそれに見合う知識を習得していなければなりません。
商業高校や専門学校で学ぶ経理技能が大卒の誇れるパスポートになるのか考えるべきでは有りませんか。
要するに、大卒のプライドを持ちそのプライドに足る知識と資格を持っていますか?と云うことです。
社会はそれを貴方に問うのです。

同じ大卒者の中には、高校時代に簿記やタイピングの資格などを取得している方もたくさん居ます。
それらの方と同レベルに並んだだけなんですがね。
彼らは、そんな事はおくびにも出さないでしょ。単に高校の時に、何等かの理由で取っただけとしか思っていないのですよ。
あなた自身は、何も無いよりはまし・・・ですがね。

参考にどうぞ。
http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/qa/qa03.htm