友達のイタリア人が日本で働きたいそうです。 日本で働くとしたらどういった方法がありますか？

Question

友達のイタリア人が日本で働きたいそうです。
日本で働くとしたらどういった方法がありますか？友達のイタリア人が今年の４月ころ日本に来ます。
できれば日本に長くいたいということで働きたがっているのですが、日本の就労ビザを取るのはなかなか難しいと思います。
どうすれば日本で働けるでしょうか？
また何か良い職種、WEBサイトなどないでしょうか？

彼は・・・
男性 ２５歳
イタリア人
イタリアにて大学卒業（スペイン語学んだそうです）
母国語イタリア語
スペイン語ネイティブ並
英語ネイティブ並
日本語挨拶程度
長身なので（１９８ｃｍ）モデルとかもできそうなのですが・・・
何か色々情報教えていただきたいです。

Answer 1

彼の経歴を見た限りでは、日本で働く道は険しそうですね。
と言いますか、まず無理と思っても良いかと思います。

現在日本で自由に就労が認められているビザは、
「永住者」・「永住者の配偶者など」・「日本人の配偶者など」・「定住者」
の４つのみです。
残念ながら彼の場合は全く当てはまる項目が無く、これらのビザの取得はできません。

あとは専門的な就労ビザを取得することは可能ですが、例えばイタリア語の教師（「教育」）やモデル（「興業」）なども可能です。
しかしあらかじめ、国内の教育機関や企業などとの契約がないと、まずビザは下りません。

他のビザで、「資格外活動許可」をもらえば、アルバイト的なことはできますが、週に２０時間程度しか働けません。
もちろん、旅行などで使用する「短期滞在」では許可が下りません。

日本人と結婚することで「日本人の配偶者など」のビザは取れますが、職のない多くの外国人労働者が生活に困り果てているこの時期に、例えビザが下りたとしても日本語のあまりできない外国人が職を見つけるのは非常に困難な状況です。

因みに、ビザについての詳しいことは外務省ホームページをご参考になさってください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/annai/visa_4.html

今は彼に思いとどまるように伝えてあげることが「優しさ」かもしれませんね。

【補足】
後の回答の中にあった「ビザと在留資格の違い」は、業界人であれば違いは誰でもわかりますよ(^O^)
ただ日本では、それが混同された「俗語」になっているため、その方が解りやすいことも多いのです。
事実、行政書士などの在留資格申請を扱うホームページの多くが、在留資格を「ビザ」という言葉を使っていることからもお分かりでしょう。プロでも一般に浸透した「俗語」を使うのです。

Answer 2

日本在住歴何十年という私の知人のイタリア人（妻日本人）は、
未だに定職はありません。
語学教師とその他のアルバイトで生活していますが
どれも正社員ではないので、不安定です。

彼は、博士号も持ってますし、日本語もペラペラ。
でも、仕事はずーーっとアルバイト待遇です。
イタリアに帰っても、仕事はないそうです。

イタリアの会社の日本支社勤務というのがベストな来日方法かも。

Answer 3

「外国人 就職/求人」などのキーワードで検索すれば
たくさんのサイトが出てきますよ。一例↓
https://jobs.gaijinpot.com/index/index/lang/en
またはビザ免除で来日して就職活動。ハローワークも利用可。
外国人専用の窓口があります。
雇用先が決まったらビザではなく、「在留資格」を申請してください。
http://www.tfemploy.go.jp/jp/data/reside.html
民間の語学スクールなら「人文知識・国際教養」、高校などの先生なら
「教育」、モデルなら「興行」です。
どんな職にでも就けるのは「永住者」「定住者」「日本人の配偶者等」
「永住者の配偶者等」だけです。その他は職が決まって、その人が
その在留資格の条件（学歴・職歴・資格）に合っていたら、在留資格が
申請できます。
手に職があれば、日本語能力は必ずしも高くなくても働けるでしょう。

日本で働くのに語学だけが武器だと大変だと思いますよ。
イタリア語もスペイン語も日本では需要が少ないですし、あったとしても
語学力以外のスキルが求められますし。
英語が本当に「ネイティブ並み」だとしたら英会話スクールで講師の
職は見つかると思います。でも英会話講師って、給料は期待するほど
高くないかもしれませんよ。中小企業が多いせいか、英会話スクールの
福利厚生は「どーよ、それ？」というレベルのところが多いし。

モデルでしたらモデル事務所に問い合わせてみてください。
でも不況の昨今。ビザのスポンサーになってまで雇いたい人というのは
それなりに実績がある人なのでは。日本に住む資格を持った外国人や
ハーフの方がたくさんいるので、わざわざ雇うかどうかは分かりません。

日本で本当に働きたいと思っている外国人は、少なくとも
ビザのことくらいは自分で調べますよ。ビザの知識がない日本人に
相談したりはしません。
参考になれば幸いです。

（補足）
＞team_mocoさん

「ビザではなくて在留資格」はteam_mocoさんのご意見を訂正する意味で
記入した訳ではないです。私はいつも他の回答を読んでから回答している
いるのではないので。ただリンクを貼ったサイトが「在留資格」の表でしたので
「ビザではない」ことを書いておいた方がよいと思ったのです。
もちろん業界の方でも「ビザ」と表現することも分かっております。
なので私も回答の後半部分では「ビザ」と書いています。
不快に思われたのなら、大変申し訳なかったです。
私も他の質問で、別の回答者から私の回答に対して揚げ足取りに近い
ことを書かれて困っているんです（＾＾；

Answer 4

私の知り合いの外国人たちで、日本の就労ビザを持っている人たちは、相当の学歴の持ち主です。ただ、正直、学生のまま居座り続けた、という人が圧倒的に多いですね。

日本語については、会話はネイティブなみに習得しています。少なくとも、日本語検定も３級程度は持っていますね。それに、他の専門分野も持っていて、教師ならばちゃんとした自国の教師の資格や翻訳の資格など、知識や技術に関してもそれなりの経歴などを持っています。

日本は、遊びにくると、楽しく見えるのは当然でしょう。私の旅行にくる外国人友達たちも、いろんなことに触発され、帰っていきます。

でも、それは、日本のほんの一面に過ぎないということです。サービスの質や人々のマナーの良さ、東京の発展するスピード…などなど、裏を返せば、日本で働くにはそれだけのものが自分に降りかかり、自分も周りに同じ事を提供していかなければならないということです。
好き=来たい、働きたい、では…。果たして日本で何がしたいのでしょう…。

彼の「目的」が大切ですよ。

ビジョンが明確である人なら、「自分で」情報を探し、日本語を勉強し、「自発的」に、前向きに考え、「行動」に移していくでしょう。「助け」などなくても、ほっといても日本に来ますよ。それくらいの「根性」がないと。

日本に来たいという友達には、私は自分で情報を探せといいます。冷たいといわれたりしますが、「私が情報を見つけられなかったら、君は日本にこないの？君の人生は私にかかってるね…」と言います。笑
たいがい、そこで本気かどうか道が分かれるので、行動にでて、本気だったら、お手伝いもしてあげますが、殆どあきらめます。意外とネガティブです。笑

日本人だって仕事がないのですから。彼らには倍以上の準備時間は必要でしょう。
とりあえず、４月に来るのなら、日本の色んなところをみせて上げたらいいのではないですか？