歴史的な絵画や建造物などの美術作品を直す職人さんの職業名を知りませんか？

Question

歴史的な絵画や建造物などの美術作品を直す職人さんの職業名を知りませんか？私は今、そのような職業に興味があり、調べようと思うのですが、職業名がわからくて困っています。

知っている人、またその仕事についてもっと詳しく知っている人、まさかまさかのその職人さん（！？）

誰でも大歓迎です。

ほんの少しの情報でもかまいません。

よろしくお願いします。

Answer 1

文化財は建築物以外にも絵画・彫刻・工芸と多岐にわたりますので、それらを修復する人に特定の職業名は有りません。建築の場合でも、大工・屋根葺き職人（瓦・桧皮葺・銅）・左官・指物・建築金物職人など沢山の職種の人が参加します。その他の文化財でも、画家・彫刻家・仏師・表具師・漆職・金箔など色々な職人が参加しています。また文化庁の技官・大学の研究者なども参加しますので、修復対象を限定しなければ、答えられません。ただ主に絵画。書などの文化財を修復する人達の集まりで「国宝修理装こう師連盟」という団体が有り、京都・奈良などの文化財を沢山修復をしていますが、加盟している人は、有名な表具屋さんです。又国立博物館には国宝修理所というところが有り、主に絵画以外の文化財を修復しています。「国宝修理装こう師連盟」「国宝修理所」で検索すれば文化財の修復が紹介それています。
追記 歴史的建造物修復士は（社）金沢職人大学校・修復専攻科卒業による称号で金沢周辺の建築関係者が殆どです。業種も建築士・大工・左官等に従事している人が講習を受けて認定されているので職業名では有りませんし、全国的でも有りません。 壁画修復師はイタリア・フランス・オーストリア等の大学・専門学校に有る壁画修復学科などを専攻した人たちが、そう呼ばれるようですが、日本ではそのような肩書の人にあったことは有りません。
修復の仕事に就つ方法は、前記した国宝などを修復する会社に就職するか、研究者として大学や博物館に就職するどちらかです。絵画・工芸・彫刻なら京都芸大・東京芸大等には修復を専攻する大学院も有ります。大学の史学・建築学などの研究者も数多く修復に参加されています。あなたがどの様な分野に興味が有るかによって、進路は変わってきます。ただ修復という仕事は、地味で根気の要る仕事ですし、収入もそれほどよくも有りません。歴史・美術によほど興味が無ければ続けるのは大変です。

Answer 2

日本画を修復するのは表具師といいます。因みに国宝等を扱う表具師は装こう（さんずいに黄という漢字）師といいます。一級とか資格もありますが，資格がなくても立派な仕事をされる職人は大勢います。基本的に表具師になりたい場合は材料屋の紹介とか，実家が表具店で，そのツテ等で新弟子を受け入れてくれる京都等の一流処へ紹介していただきます。十年修業して年給明けて独り立ち。ホームページを持っている表具師もおりますから，覗くのも参考になるかと。私もホームページを持つ表具師です。

Answer 3

一般的に「修復師（士）」とか「修復家」と呼ばれます。

そのままだと何の専門なのか分かりませんから、壁画修復師とか歴史建造物修復士など頭に専門分野をつけて呼ぶ事が普通です。

ジャンルごとに認定制度や免許制度がある場合もありますが、全てにそういう決まりがある訳ではないので、資格などが無い職人や業者でも特殊な技術を持ち修復もするというケースも多いようです。

寺社など歴史建造物は宮大工が主にその仕事をやりますが、研究者・学者や専門家（経験や知識のある職人・彫刻家・日本画家など）などと一緒に施工する事もあるようです。

Answer 4

曖昧な回答で申し訳ありませんが…。

絵画や彫刻に関しては「キュレーター」と言う人たちが修理修復をすると言う話を聞いた事がありますが、それだけでなく収集や整理もするらしいので職人と言うのとはちょっと違うかも。

漫画ですが「ギャラリーフェイク」と言うのが参考になるかもしれません。まぁあくまでも漫画なのでどこまで現実に近いかは？ですが。