正直、学校を出て何年か経てばうるさく言われることはないです。 特に日勤業務に配置になれば、ドラマのような髪型にしても気にならずに勤務ができるでしょう。 ただ、災害対応の配置(救助・消防・救急隊)であれば、本部にもよると思いますが、長い髪では髪の命が短いでしょう。 なぜなら勤務中、屋外で作業をする際には必ず帽子かヘルメットをかぶります。訓練中・災害活動中は屋内外問わず全員がヘルメットをかぶります。さらに、消防車両内でも必ずかぶります。 つまり、勤務中の大半が何かしらかぶっている状態です。ましてや訓練では、冬場であっても休憩時間や終了後にヘルメットを脱ぐと頭から湯気がでるほどです。夏場の状況は容易に想像つきますよね。そんな環境で長い髪では頭蒸れ蒸れの汗でベトベトの不潔状態の繰り返しです。さらに、訓練後すぐにシャワーを浴びたり、風呂に入ったりできる部活ではありません。 それが、短髪であれば、休憩中の水道で流したり、タオルでふくだけで全然違います。 ドラマのような髪型でも「OK」な本部は、かなりルーズな環境か、訓練をしないか、もしくはその人の頭皮が強靭かだと思います。 ちなみに、空気呼吸器の面体密着について述べた方がいましたが、補足です。 確かに陽圧式が当たり前となった現代では「長髪は面体密着に難がある」といった理由は大した問題ではないのかもしれません。ただし、消防人は必ず万が一や最悪な状況・環境を想定し、それに対する措置や対処を出来る限り身に着け実災害で活動範囲を広げ、精神状態に余裕を増やし、危険を危険と感じさせないのも職務です。 火災現場の濃煙熱気内での検索活動時、実災害では訓練時とは違う条件となり、呼吸量や行動範囲・距離が大幅に変わることは度々あるものです。活動中にボンベが空になった想定の訓練は誰もが体験していると思います。 ボンベが空になると、しっかり面体が密着していれば、顔面から離れることなく陽も陰も働かず、肺の空気と面体内の残空気だけとなるはずです。実は、この肺と面体内の残空気が自らの命を繋ぐ最後の空気となります。個人差や条件による変化もありますが、訓練中の運動量時であっても2~3呼吸、距離にして1~3mも移動可能です。 これが、長い髪で密着が弱いと・・・。想像できますよね。一呼吸しただけで死んでしまう条件もわかりますよね。 私は、規定が有る・無い関係なしに短髪を強く推薦しますよ。
自治体によりけりですかね。学校時代は殆ど坊主です。いい大人が坊主頭なんて、しかも集団で・・・異様です。 その後は殆ど言われることはありません。さすがに長髪は駄目でしょうが、以前放送されていた消防ドラマレスキューに出演していた俳優くらいの長さなら大丈夫です。 これはあくまで自治体によって異なりますので、詳しくはその自治体の方に聞いてみてください。 なお、余談ですが、消防学校時代、髪が長いと呼吸器(濃煙、科学ガスの中で活動するための空気ボンベを搭載した背負い器)の面体から煙やガスが入ってくると教わります。しかし、女性消防職員は手でつかめるほど髪は長いですが、何も言われませんし、大体呼吸器着装したら陽圧に切り替えるから髪の毛ほどの隙間があっても面体内に流入することはありません。検証ずみです。坊主にしなければいけない理由にはなりません。
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消防学校も消防本部も『場所による』のが実情ですね。 ウチの県の消防学校は短髪であれば坊主である必要はありません。 ま、『その期の雰囲気』もありますけどね。教官の方針とか。 配属された消防本部では、そちらの市町村規定や内規に従って下さい。 だいたいは『眉、耳、襟にかからない、公務員らしい髪型』といったトコじゃないかと思います。 明文化しているトコとしていないトコがあります。 長髪は基本的にダメ。 公務員らしくないというのもありますが、「空気呼吸器の着装」に邪魔ですから。 逆に『坊主頭』も「社会人らしからぬ」「威圧感がある」からと、上司によっては認めない場合もあります。 カラーは「派手でなければ」最近は認めているトコもあります。 「学校出たてのぺーぺーがいきなり髪染めてる」のは、やはり印象が良くないですけどねf(^_^; 詳しい事は、先輩に聞くのが一番イイですよ。
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