アメリカでの労働やビザについて質問です。アメリカで働きたい友人Aさん

Question

がいるのですが、その方からの代理質問です。

Aさんのキャリア・できること
★英語はビジネスレベル
★日本の大手小売業でカスタマーサービスとして接客やクレーム処理をしてきた
★既婚者

Aさんの希望
★働く場所はアメリカ、できればラスベガスなどがいいが、別に州はこだわらない
★ホテルなどでコンシェルジェやカスタマーサービスをやりたい
★給料は特にこだわりはない

もちろん、アメリカで働くことの大前提として、労働ビザなどが必要なのはAさんもわかっており、
その労働ビザは就職先の企業にビザを発行してもらう必要があることもわかっています。
そしてその労働ビザは「企業がビザを発行しお金を払ってまでほしい人材である」こと・・・ということも
わかっております。

しかし、たとえば、こんなこととかは可能なのでしょうか?

「費用は被採用者が出し、手続きも被採用者が弁護士を用意し（もしくは企業に用意してもらう）、
その弁護士費用も被採用者が出す」
採用企業は、書類にサインするだけ・・・。つまり企業として金銭面的には一切かからないようにする。

というやり方です。

実際、このようにして就職することは可能なのでしょうか?
企業としては、費用がかからなければ、（そして採用者が普通？に働ける人であれば）、
企業にとってノーリスクなのでは？？？と浅薄ながら考えてしまうのですが・・・。

もしくは、もっといい方法があれば・・・（そんなものがあればみんなしているとおもいますが）

みなさまのアドバイスをお待ちしております。

Answer 1

ビザを最終的に出す出さないを決定するのはその企業ではなく、USCISにその権限があります。外国人が駐在ではなく、米国内の企業にいきなり現地採用される場合に必要になってくるビザはH-1Bのみですが、いくら採用側が企業に手間隙がかからないように根回ししたとしても、そもそも、USCISはホテルのカスタマーサービス、フロント職にはH-1Bは認可しません。これはそれが専門職ではないからです。H-1Bの基準としては大卒以上の学歴が求められるエンジニア、技術職等に限られます。ホテルのフロント、コンシアージは高卒で十分ですよ。又、H-1Bビザの場合、申請料、弁護士料の他に、企業がその規模に応じて$1500までのfeeを払わなければいけないので（これは採用者には請求不可）、あなたの言うように企業側が一切の経済的負担を避ける、という事は不可です。会社もH-1Bをスポンサーするにあたり、実際にリクルート活動はしたが、外国人のAさん以外に適任者がいなかった旨の証明、それから会社の財政状況等を開示しないといけないので、金額としていくらと表せない部分で人事にとっても大変な作業です。単に紙切れ数枚をお金を出して提出するわけではありません。唯一、可能性があるのはJ-1で研修生としてアメリカのホテルでの就労体験をするくらいでしょうか。

Answer 2

＞「費用は被採用者が出し、手続きも被採用者が弁護士を用意し（もしくは企業に用意してもらう）、
その弁護士費用も被採用者が出す」
これに関しては、アメリカの大学を出て、H1bビザ等での就労の場合、採用される人に弁護士費用等を負担させることは普通にあるようですよ。

＞企業としては、費用がかからなければ、（そして採用者が普通？に働ける人であれば）、
＞企業にとってノーリスクなのでは？？？と浅薄ながら考えてしまうのですが・・・。
就労ビザに関しては、就労先が、その人のスポンサーとして、保証人のような形になりますので、ノーリスクではありません。
また、それなりの給料等も支払わないとダメですので、あまり安い給料の仕事にはつけないと思います。
さらに言えば、普通にはたらけるだけなら、なぜその人を雇用するのですか？グリーンカード保持者や、市民権を持っている人なら、ビザ申請の書類にサインする必要すらないですよ。
企業側からすれば、それほど多くはないかもしれないけれど、手間がかかるだけで、メリットがありません。

Answer 3

アメリカのビザ云々のことはおいておいて、カッコ書きの内容をすると、日本国内の法律で罰せられるし、Aさんに何かあったときに、名義貸しのような形になっている企業側に責任があるので、まずサインをする企業自体ないと思うし、あったとしても逆にAさんに迷惑がかかるようなところじゃないか、と単純に思ってしまいました。

既婚者で、給料にこだわらないって、男性なら大丈夫なんでしょうか？ アメリカの給料は特別な技能がない限りはそんなに高くないし、まして自国内でも失業率がアップしていっているのに、外国人をそう簡単に雇いいれてくれるところは少ないと思うので、やはり日本でスポンサーしてくれるところを見つけてから行く方がいいと思います。
海外での就職専門の派遣会社や就職サイトがあるので、そういうところなら、英語がビジネスレベルならカスタマーやホテルのフロントくらいの仕事には就けるんじゃないでしょうか？