国家公務員と結婚することになりました。

Question

国家公務員と結婚することになりました。国家公務員と結婚することになりました。霞が関の省庁で働いています。

会社の先輩や友人に彼の職業を話すと「キャリアなんだ、勝ち組だね」
「将来安泰だね」などと、みんなにほめてもらえます。

けど、実際は毎日終電まで仕事をしていて、帰宅も日付が変わってからですし
給料やボーナスも同じ新卒で働いている彼の友人たちと比べると少なく感じます。
学生時代から付き合っていて結婚をするので、彼の職業はあまり気にしていなかった
のですが、こんなにも周りの人に褒められると思っていなかったのでびっくりしています。

国家公務員のことを調べてみても難しくてよくわかりません。
周りの人たちは何をもって安泰といって、何をもって勝ち組といってくれているのでしょうか。
私は収入などであれば、商社や民間の企業の人とかのほうがよっぽど稼いでいるように思います。

Answer 1

国家公務員の方の働き方は大変だと思います。
（国家公務員は労基法で保護されていませんし）

まず、国家公務員の働き方を詳しくない人が多いです。
一般的なステレオタイプの「公務員」のイメージは
・仕事は５時までで定時がえり
・高収入で退職金や年金も高額
と言ったところではないでしょうか？「公務員」という一括りで、国家公務員と地方公務員の違いすらわからない方もいると思います。

貴方が言う「商社や民間の企業の人の方が稼いでる」というのはその通りで、旦那様の大学の同期が通常就職するような会社の方が給料がいい会社もあれば、福利厚生が充実している会社、退職金や企業年金が充実している会社もたくさんあります。

しかしながら、なぜか多くの人は「公務員」と「民間」という大きなざっくりした枠でくくろうとしています。
民間企業の多くは、確かに国家公務員より月々の給与でも生涯賃金でも福利厚生面でも金額が劣る会社が多く、先行きも不透明なため、相対比較で「公務員は安泰で給与もいい」と思われがちです。
（「民間」は本当にピンキリですので「民間」というくくり方はおかしいのですが）

つまり、結論としましては公務員は安泰で楽で恵まれていると言うイメージが先行し、メディアも公務員批判をするので余計にそのイメージが根強くなったためにそう思われるのです。
実際の情報は貴方が思うほど知られていません。
一方、民間の中でも公務員以上に制度面で充実した会社は多いのですが、残念ながらそちらも余り知られていないため、「民間は大変だ」というイメージが先行しています。

ですが、わかる人はちゃんとわかると思います。
余り、他人が言うことを気にしないほうがいいと思います。