青年海外協力隊。中学・小学の教師になって活躍したいです。 資格・採用基準、給与、帰国後の待遇等どのようになっておりますか?
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青年海外協力隊のOBです。 小学校の教員免許を持っていると小学校教師という職種がありますが、中学校の免許ですと科目が限られます。数学・理科なら理数科教師、音楽・技術家庭・芸術でも何とか職種は見つかります。社会・英語・国語は難しいですね。選考時に英語のテストがありますが、英語の教員免許は何ら有利になりません。国語教師と日本語教師とは、まったく異なったものです。日本語教師を志望するなら、日本語教育という違った分野の勉強が必要です。 これを参考に、高校・大学で何を学ぶか、よく考えてください。 選考に際しては、経験が問われる国もあり、若干有利にはなると思いますが、なくてもダメという訳ではありません。教職以外の経験、クラブ・ボランティア・アルバイトなども評価されますし、本人の性格、積極性・社会性・社交性なども、そして健康にも重点がおかれます。専門のテスト・英語のテストは、大学を出た人間にとっては容易なくらいの問題です。 とにかくさまざまな分野に手を出しておくことを薦めます。 任国では、生活費が支給されます。国によって違いますが、その国で中流ぐらいの生活ができます。バンコクやクアラルンプールなどのような大都会に派遣されるとそれでもカツカツですが、村落部へ行くと使うことが難しくなります。 帰国後の待遇は、ちょっと覚悟しておいてください。まだまだ世間的に、キャリアとして充分な評価を受けているとは言えません。再就職に関しては、JICAも斡旋してくれますが、基本的に自力と考えた方がいいでしょう。ただ近年、公立教員試験での一次審査免除という制度を持ってくれているところが出てきました。京都市、奈良県などです。上手く活用してください。 長くなりましたが、最後にひとつ。青年海外協力隊はたった二年のボランティアです。帰国後の人生の方が何倍も長く、経験をその後につなげることの方が大切です。任期中に燃え尽きず、帰国後の人生を活力溢れるものにして下さい。 志を大切に、頑張ってください。
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自分で調べない人が本当に行く気があるとは思えませんけどね・・・ http://www.jica.go.jp/activities/jocv/
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