教育してどうするんですか?実際教育して卒業させたら何かあるんですか? ただ教えるという上の立場に立ちたいだけではないですか?教えられた方はそれが何かの役に立つんですか? 農業やら治水やら土木やら技術を持った人がその技術を伝えた方が役立つのではないですか?日本で定年退職した知識も経験も技能もある人たちが教えに行った方が役立つのではないですか? 君はあと40年間は勉強して人に何かを教えられるようになろう。そして60歳を過ぎてからの40年間をアフリカに捧げたら良い。教えられることが何にもない人がいっても足手まといだよ。他国の他人の心配するよりまずは君自身が一人前になろうよ。
直接現地の子どもに勉強を教えたい、というのであれば国連もJICAもちょっと違いますね。これらはあくまでも、現地の子ども達が教育を受けられるようになるためにその国と協力して設備を整えたり、制度を整えたりするためのコーディネート的なことをするだけです。 たとえばJICAは現地からの要請を受けてボランティアを日本で募集し、現地に送り込む、その調整役です。実際に現地で子どもに教えるのは海外青年協力隊などのボランティア達です。この要請も、実際には直接子どもを教えるのではなく、教員を要請するお手伝いの方が多いですし、直接教える場合でも相手国からこの学校で、という形で要請が来るので、貧困で学校に行けない子どもを教えるわけではありません。また、あたりまえですがボランティアであって職業ではありません。(この手の職種に応募するのは大抵が現役の公立学校教員で、現職参加する人達です) 「貧困で学校に行けない子どもを教える」というのはビジネスとしてはまったくなりたたないことなので、「職業」にするのは非常に難しいでしょうね。たとえばケニアにはマゴソスクールという、日本人が関わっているスラム出身者のための機関がありますが日本人がここで給料を貰って働けるわけではありません。他の国にあるNGOなどが設立した貧困層向けの学校も同じような状況です。 また、多くの国では公立学校の教員はその国の国民に限っていますから日本人が現地の大学に行って教員養成課程をとっても教師としては働けないでしょう。 遺産相続などで莫大な資産を得れば、それを資金にそういう学校を立ち上げる、なんてこともできますが現実的ではありませんね。 そういうことですから、たとえば教師になって経験を積んでからボランティアとしてJICAを通じて教育に携わる、JICAに就職してコーディネートする側にたつ、国連に就職して世界全体の貧困問題に取り組む、などを考えてはいかがでしょう? どういう道を辿るにせよ、海外で何かをするためには頑強な体力、開発途上国の生活に対応できる順応性、最低でも英語、できれば現地の言葉も含めた語学力が必要です。
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