日本語教育能力検定試験について 近い将来、海外で日本語の先生をしたいと思っています。

日本語教育能力検定試験について 近い将来、海外で日本語の先生をしたいと思っています。「日本語教育能力検定試験」というのがあり、この資格を取得するためのサイトがあったり、また実際に海外で日本語教師の仕事を紹介しているサイトを見つけました。この資格(日本語教育能力検定試験)は、あくまでの日本の資格ですから、例えば実際に現地に住みながら、自分が働く学校を自力で探す場合、この資格の合格証が一般的に海外でも認められているのか?という不安もあり、頑張って取得する意味があるのかが不安です。 なんでもいいので、できれば実際に海外で日本語教師をされている方のアドバイスが欲しいです。ちなみに英語スキルはそれなりにあります。英検1級とTOEICスコア950を取得しています。 真面目な質問なので、誹謗中傷する回答はご遠慮ください。

補足

みなさん、親身になって回答してくれて、ありがとうございます。もう少し、いろいろ考えてみようと思います。とても参考になる回答、ありがとうございました。

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ID非公開さん

回答(4件)

  • ベストアンサー

    この質問は大きく3つの論点で別々の評価とアプローチが必要です。つまり、「立地」「待遇」「職種」です。 立地とはどこで日本語教師をしたいのか?です。アメリカなのか、中国なのか、オランダなのか、アンゴラなのか、どの国で就業を希望するかで求められるものは変わるからです。欧米では、修士以上が求められ、貴殿がおっしゃる「日本語教育能力検定試験」はほぼ紙きれでまったく意味をなしません。一方で中国の一部大学では学歴も学部卒、能力検定も採用条件の一部に含めている場合もあります。 次に、待遇とは、どのようなポジション・肩書きか?ということです。例えば大学なら教授ポスト、実習生の送り出し期間なら、民間の会社員として、あるいは派遣の非常勤講師として、国内の日本語学校の教師、また、青年海外協力隊、という選択肢もありえます。ここでも、それぞれに求められる経歴に大きな違いがあります。おおむね日本語教育能力検定が採用の基準になるのは実習生の機関や一部の大学、また、青年海外協力隊でも考慮があるようです。さらに、大学の教授ポジションでそれらを採用基準として組み入れている国々もアジア圏を中心に多く散見されます。一方で欧米の教授職ではほぼ見られません。 最後に、職種とは、どのような機関で就業することを想定するか?です。大学なのか、一般的な民間の語学学校なのか、はたまた自分で学校を経営するのか、国内の日本語学校、最近多い実習生の送り出し機関などの会社なのか。やはり求められる経歴はここでも変わってくることになります。同じ条件で論じることは出来ないことになります。 例えば海外の日本語教師として「オランダのライデン大学」のHPを参考にしてみてください。ヨーロッパの日本語研究で非常に歴史のある教育機関として有名です。講師の経歴を見ても分かる通り、日本語教育能力検定試験’だけ’で教授ポジションになっている人は一人もいません。 ただし、以上三つの観点を踏まえたうえで注意すべき例外があります。つまり、道は一本ではない、というポイントです。例えば、日本語教育能力検定を取得し、それをもとに、国内の日本語学校で就業したうえで、その後、日本や欧米などの大学院で修士を取得、そのあとで、日本や海外の大学でポジションを得る、という就業プロセスも可能だからです。 以上参考になれば幸いです。いい方向に進むといですね。

  • 日本語教育能力検定試験は海外でも認められてますよ。ただ、検定合格は一つの要素に過ぎないので、それだけでは決まりません。学歴や職歴も関係しますし年齢制限もあります。検定に合格して働けない人もいれば、検定に合格しないで働いている人もいます。まずは日本語教師養成講座に通うのが先ですね。それと英語能力は関係ありません。

    ID非表示さん

  • dek**さんの回答に概ね賛同ですが、 検定試験について2点、私なりの意見を述べます。 1つ目は合格証の価値、2つ目は検定試験の価値についてです。 まず、検定試験の合格証の価値ですが、 確かに、大学(院)卒の称号やToeicなどと比べるなら、 それは海外での職やビザを得るうえでの絶対的なものとまでは言えません。 しかし、Certificateの重要性は日本人の我々が感じる以上のものがあるように思えます。 日本のように、就職プロセスがシステム化マニュアル化しておらずかつ個人主義的な国では、 いかにその個人が公的有益性を保持しているかが採用面接時に問われます。 そこでは「あなたが何をしたいのか、何ができるのか」がまず初めにあり、 次にその証明のためのCertificateという位置づけで、 こういう気風は日本とは逆のように見えます。 言い方を変えれば、 質問者さんの「この検定試験の合格証が通用するのか」という発想自体がまさに日本的というか、 自己PR(Public Relations)という概念の必要性がうすい社会における思考回路のように感じます。 「自分はこれがやりたい、そのために努力をしてきた、今では実現できる能力がある、ほら、そのためのCertificateもある」といった具合に。 そんな文化で育った国の人々は、 それこそ小学校で先生からもらったメモ書きのようなCertificateであっても大切に保管しています。 日本人の私から見ると奇異に映るのですが、 そこには我々の尺度では測れない能力主義社会の厳しさがあるように思えます。 次に、検定試験の価値ですが、「 実際に教室で教える上で役に立たない」という意見を耳にすることは確かにあるし、そういう面もないわけではありません。 ですが、私に言わせれば、そんな人は学生気分から抜け出せない人つまり子ども同然で、教師としてのプロ意識の低い人です。 「こうやって教えたらいい」という手っ取り早い方法だけを求めるだけで、 それが何に裏打ちされているのかを自分で探求しようとしない人に教師として給料を得る資格があるのでしょうか? 答えを教えてもらえるのは、お金を払っている学生です。 教師はお金をもらう立場なのだから、疑問に対する答えは自力でつかみ取らなければなりません。 それができるようになるための最低限度の知識と技術は、検定試験に合格するぐらいまで勉強すれば身につくことでしょう。 言い方を変えれば、検定試験に合格したくらいでは初歩の初歩がわかったくらいでしかないわけで、 そういった面では、底の浅い先生からすれば「検定試験は役に立たない」と感じるのかもしれません。 検定試験に合格は「安泰」を保証するものではなく、 「最低限」を意味するものだと認識すべきなのではないかと思います。 教師として自分で自分に及第点を与えられる日が来るのが10年後と考えてそこから逆算したとき、その小さな第一歩が検定合格と考えてみてはいかがでしょうか。

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    1人が参考になると回答しました

  • 「日本語教育能力検定試験」は、国内でのみ効力がある資格です。 国内の日本語学校が、ちゃんとした教師を雇っている証明になります。(証明できなければ留学ビザが発給されない!) 海外の日本語教育関係者にも知られてはいますが、あくまで参考程度と思った方がいいでしょう。 特に欧米では、外国人教師のビザは修士以上でないと出ない国が多いです。 他のビザで長期滞在できても、日本の英会話学校のような教室の非常勤ぐらいしか期待できません。つまり教師だけで生活は厳しいかもしれません。 運に恵まれれば、条件のいい家庭教師や、日経企業内で現地社員に教える仕事に出会えるかもしれませんが。日本語教師の現場は多岐にわたりますから。 好きな国で暮らすために、日本語教師ならできるかな?という程度の気持ちなら、やめたほうがいいです。 英語のスキルを活かす仕事を探したほうが、はるかに間口が広いと思いますよ。

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