なぜアメリカのプログラマの年収は高いのでしょうか。 gafaがアメリカに集中しているからでしょうか

Question

なぜアメリカのプログラマの年収は高いのでしょうか。
gafaがアメリカに集中しているからでしょうか

Answer 1

高い年収もらっているシリコンバレーのプログラマはプログラムすることが目的でなくて、新しい手法や技術、ツールを開発してビジネスを提案できる人たちだからです。また、顧客の無茶要望でなく、パッケージング化して売るのが彼らなので、変に振り回されずDevopsを最大効率で回せます。

日本のようにいまだウォーターウォールで設計書の通り、どのプロジェクトも似たようなシステムをワザワザスクラッチして、顧客の要望があれば仕様変更する。手動でアホみたいなテスト工数を行う。そんなプログラマはシリコンバレーにはあまりいません。大体オフショアするか、ステップ数が多くなる複雑な設計を最初から作らないからです。
まぁ年収低いプログラマも米国にはいますけど、日本ほどじゃないですから。

Answer 2

アメリカは経済成長し続けGDPは1990年代に比べて2倍以上になっています
それに対して日本は1990年代からほぼ変わっていません。これが最も大きな理由だと思います。

1990年頃から現在まででアメリカの平均年収7万ドルくらいの層が今では10万ドル近くになってます（おそらくプログラマーがこの位置となります）

日本はGDPの変化がないのもあるので、当時プログラマーの平均年収が500万円程度であれば今でも500万円位であるとみていいかと

Answer 3

90年代後半から、優秀なエンジニアが、給料の良い会社に、どんどん転職していく自体が発生しました。エンジニアに転職された企業は衰退していきました。ブラック企業も、ここで衰退していきます。優秀なエンジニアには高い給料を出さないと、企業が衰退する事に気がつきます。

アメリカでは、年収が高いかわりに、正社員でもクビになります。生産性の低い社員を１０％クビにする方針の会社が多いです。残った社員の年収は高くしていきます。

いつでもクビにできるので、優秀そうなエンジニアを、高い年収で、どんどん採用していきます。優秀でなければ、数ヶ月でクビにします。ITの技術力は、面接では測れない事が多いですが、数ヶ月仕事させれば判断できます。

日本のIT企業は面接だけで終身雇用となります。学歴が高いけど技術力が低い人が集まってしまいます。企業も、給料を抑えようとします。

技術力のないエンジニアを数集めても生産性が上がらない事実に経営陣が気がついています。未経験エンジニアを大量採用するような事はしません。

CSの学位を持っている外国人を多く採用できるように移民局にビザ枠を増やすように要請しています。これも、初心者アメリカ人エンジニアを多く雇っても現場が混乱するという経験からきています。

日本では、知恵袋などの書き込みからも、未経験エンジニアへの指導で現場が混乱している様子がわかります。アメリカでは、何度も同じ質問をする初心者エンジニアは、すぐにクビになります。現場の混乱を少なくするのを優先しているからです。

Answer 4

①日本の年収は世界でも低い方です
5年後にはインドネシアにも抜かれると言われています。
②特に日本のIT産業の平均給与は世界でも低いですね。中国には7年程前、インドにも3年程前に抜かれています。
③アメリカ西地区は特に物価も高く日本とはレベルが違います。30万未満で借りられる部屋はほぼないです。
④日本語がネックです。打ち合わせも英語で出来ません。日本国内単価レベルにならざるを得ません。
⑤日本の経営者のITリテラシーが世界最低で低すぎること、社内にSEがいない企業も多く高度なシステムは面倒みきれず必要ありませんので高度なプログラマーが必要なシーンは減ります。

などなど複合要素の糸が絡んでいますが解くことは中々ハードルは高いですが、フィンテックやセキュリティ関連からその糸を解く傾向が少しずつ出てきました。
日本の企業もやっと技術者が必要なことが一部には分かって来ていますが、役員や社長より高い給料を払うことに躊躇して中途半端な給料しか設定出来ないようです。