教えて!しごとの先生
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来年度から建設コンサルタントに勤務する予定の者です。

来年度から建設コンサルタントに勤務する予定の者です。私の将来なりたい像としてITシステムを駆使した新しい街・暮らしづくりができるプロフェッショナルになりたいと考えています。今流行りのリモートセンシング技術の応用やビックデータの処理・分析・運用、ORによる最適化システムなどIT技術と建設技術両輪で今までないサービスの企画できる市場価値の高い人になりたいと考えています。 それにより、もし仮に異業種含め転職または独立したいとなったときにも躊躇せずにその決断ができる様になりたいです。 そこで某建設コンサルのDX推進部門に内定をいただきましたが、取れる資格の有効性やメリットにわからないことが多いため、実際に以下の資格を持っている方に受注や転職や独立などの際にどのように役立つのか教えていただきたく存じます。 まず、IT系の資格について ・技術士(情報工学部門) ・基本・応用技術者試験 ・システムアナリスト ・テクニカルエンジニア ・システムアドミニストレーター その他の資格は ・技術士(経営工学部門もしくは建設(都市計画)) ・APEC エンジニア ・Value Engineering IT系や経営企画の資格では、技術士みたいな国家資格はほとんど意味なくてAWSとかの方が高い報酬で重宝されると聞いたことがあるのですが、実際どうなのでしょうか。例えば仮に異業種ユーザー企業のIT企画部門に転職したいとかなった際に上記の資格保有者は重宝されますか。 反対に建設などの技術士はこれがないと仕事にならないってくらいに重宝されていますが、同じ技術士でこの差は何故存在するのでしょうか。

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ID非公開さん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    建設業で技術士が当たり前になっているのは入札の要件として扱われているからでしょう。受託開発のIT業界では技術士以外の資格も定められているのが一般的です。技術士には奨励金や資格手当がでない会社の方が一般的です。 例:中部地方整備局港湾情報処理ネットワークシステムの運用管理 http://www.pa.cbr.mlit.go.jp/file/content/file/01_system-control.pdf 上記より抜粋 「次に掲げるいずれかの資格を1つ以上取得し、本業務相当(情報処理システムの運用管理)の実務経験を有すること。 A.情報処理技術者試験:(独)情報処理推進機構が実施する国家試験 a)応用情報技術者の資格を有する者 b)ITストラテジストの資格を有する者 c)システムアーキテクトの資格を有する者 d)プロジェクトマネージャの資格を有する者 e)ネットワークスペシャリストの資格を有する者 f)データベーススペシャリストの資格を有する者 g)エンベデッドシステムスペシャリストの資格を有する者 h)情報セキュリティスペシャリストの資格を有する者 i)ITサービスマネージャの資格を有する者 j)システム監査技術者の資格を有する者 k)上記a)からj)と同等の旧資格を有する者 B.その他の資格 a)技術士(情報工学部門(ソフトウェア工学、情報システム・データ工学又は情報ネットワーク))の資格を有する者 b)中小企業診断士(情報処理)の資格を有する者 c)PMP(ProjectManagementProfessi-onal)の資格を有する者 d)ITコーディネーターの資格を有する者 」 応用情報技術者で良いならわざわざ技術士まで取る人はいなくなります。実際、知り合いで技術士を取った人は資格マニアだけです。情報処理技術者の高度区分をあらかた取得したから技術士を受けた、というパターンが一般的でしょう。 なお、以下の3つは情報処理技術者試験の古い区分です。すでに存在しません。 ・システムアナリスト ・テクニカルエンジニア ・システムアドミニストレーター 公的な資格はベンダーフリーを重視していますが、実際の業務は特定の企業製品が寡占していることが大半です。往々にしてベンダー資格は実務に直結する内容であるため、転職求人ではよく見かけます。 また、高度情報処理技術者の9区分は必要な暗記量が少なく、読解力・作文力が求められる形式になっています。合格率が低いにもかかわらず、実務能力を担保していない状態です。 質問文で挙げられている業務には対応資格がないように思えます。計測機器とデータ前処理は間違いなく対応資格がありません。データ分析は汎用的には統計検定とE検定、ベンダー製品関連の資格ではAWS AnalyticsやAzure Data Scientist Associateがあります。情報処理技術者検定に比べるとかなり知名度が低いです。 ビックデータの運用がデータウェアハウスの構築や運用組織整備を含んでいるなら高度情報のデータベーススペシャリストが該当します。ベンダー資格ではOracle Master・AWS Database・Azure Data Engineer Associateがあります。Oracle Masterは非常に有名で、Bronze → Silver → Gold → Platinumの4段階実施されており、GoldとPlatinumは1ランク下の資格保有者のみが受験できます。Platinum受験には講習の受講も必要で70万ほどかかります。とはいえ、そもそもOracle社のDB製品の資格であり、あなたの関心には沿っていないかもしれません。 単純に企画分野でのアピール力を重視するなら高度情報のシステムアーキテクトとITストラテジストを取るのが無難です。前者は要件定義と基本設計、後者はITを活用した事業戦略の資格です。ITストラテジストは情報処理技術者の最難関だと過大評価されており箔付けにぴったりです。どちらの資格も有用な知識は得られるが実務への応用力は試験で問われず、それでいて業界での評価がそこそこ高いという資格です。 応用情報技術者か高度情報の午前1試験の合格実績があると、合格から2年間は高度情報の午前1試験が免除になります。応用情報は浅く広い知識を問う中堅なら持っていて当然の資格です。10月の試験で応用に合格して、来年の4月にシステムアーキテクトを受けるのが良いのではないでしょうか。高度情報の午後2では「○○が流行している。しかし、△△の課題があり□□などの解決策が取られる。あなたの経験を論述せよ」みたいな問題が出ます。そんなピンポイントで業務経験などはないので、創作することになります。工業高校生でも毎年合格者が出るくらいなので半年も対策すれば十分に合格できます。 ソフトウェアは部分変更が容易で、細部がセキュリティ・可用性・運用コストに影響する性質があります。そのせいで技術信仰が強く、上流工程専門の企業でも下流工程の資格がもてはやされるのでしょう。 しかしながら、詳細を詰めたり実装する工程は下請けに投げる前提で、もっと経営の分野の知見を活かす部分に注力するのが社内のIT推進部署でしょう。そう考えると、システムアーキテクトとITストラテジストぐらいしか対応している資格はありません。たぶんMBAのほうが有用です。 私見ですがDXは、その企業が淘汰される側か否かで実施内容が変わります。通信や処理のコストが下がって、それを活用したSaaSが安くサービスを提供して、という市場変化に淘汰される側なら、自社がプラットフォーマーになるか新規サービスを提供しないと立ち行きません。一方で、ニッチ産業だったりシステム化にコストが掛かりすぎるものを提供する会社なら、コスト削減したり、意思決定をデータドリブンにするシステムを導入するだけでも衰退しません。いずれにせよ、増やすのではなく「削る・置き換える」ことになるので単純な技術力とはまったく別の能力が求められるはずです。(コロナ前の思想で)ITが市場変化の中心だからDXと呼ばれているだけで実際は経営戦略と組織体制の改革です。 世間のITエンジニアからすればDXでのほとんどの施策は昔から技術的に可能だと侮られています。一方で現実には、いろんなコストが下がったりプラットフォームが登場したことで、やっと最近になって20年前にやりたかったことが会社全体の能力で可能になりました。ITでの企画とかDX推進は、エンジニアの意見を聴きすぎると対象スコープが矮小化されてしまいます。 だからといって現場で有用なベンダー資格が無いと信用してもらえないのがITの上流工程の悲しいところです。なにか一つ取っておくならやっぱりAWS 認定 Cloud Practitionerあたりに落ちつくのでしょう。かなり簡単な資格です。GoogleのGCPやマイクロソフトのAzureもなんだかんだ似たようなサービスを提供しているので、資格対策本が多いAWSを知っておけばどんな構成で導入できるのかイメージできるようになります。 下書きもせず長々と脈絡のない回答ですが、参考になれば幸甚です。

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