航空身体検査のように電車やバスの運転士にも普通の身体検査よりも厳しい

Question

身体検査などは試験や資格維持の条件に設けられていますか？パイロットとして働くには操縦するの資格の他に1年に1回の航空身体検査をパスして証明書を取得しないといけないと聞いたことがあります。

電車やバスの運転士にも資格維持のための身体検査などはあるんですか？
それとも各々の会社基準の健康診断程度なんですか？

Answer 1

身体(医学)でいうと

別表二（第六条、第八条の二関係）

一 視力（矯正視力を含む。）が両眼で一・〇以上、かつ、一眼でそれぞれ〇・七以上であること。
二 正常な両眼視機能を有すること。
三 正常な視野を有すること。
四 色覚が正常であること。

各耳とも五メートル以上の距離でささやく言葉を明らかに聴取できること。

疾病及び身体機能の障害の有無

心臓疾患、神経及び精神の疾患、眼疾患、運動機能の障害、言語機能の障害その他の動力車の操縦に支障を及ぼすと認められる疾病又は身体機能の障害がないこと。

アルコール中毒、麻薬中毒その他動力車の操縦に支障を及ぼす中毒の症状がないこと。

と、
動力車操縦者運転免許に関する省令
身体検査第八条の二に定められています。

また、医学とは別に適性検査があり

第八条の三
適性検査は、クレペリン検査、反応速度検査その他の検査により、動力車の操縦に関して必要な適性を検査するために行う。

と定められています。

大体は3年に一度クレペリン、SASの検査、1年(半年)に一度視力、聴力の検査が行われています。
クレペリンやSASの検査以外は健康診断のついでにってところですね。