解決済み
江戸時代に「農業や工業は物を生産するから貴い職業だけど、商業は物を安く仕入れて高く売るだけだから価値を生まない賤しい職業だ」という考え方があったの。現代に例えると「トヨタやソニーはメーカーだから偉いけど、三井物産やセブン&iホールディングスは単なる転売ヤーだろ」みたいな。で、石田梅岩という人が「商業にも生産された物を社会の隅々に行き渡らせる使命がある」「工業や農業は貴い職業で、商業は賤しい職業だという考え方は違う」「職業に貴賤なし」と言ったの。それが「職業に貴賤なし」という言葉の最初の意味。この言葉を作った人が言いたかったこと。
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