イラストレーター業における萌え絵・キャラクターデザインの需要について

Question

身内に萌え絵を描いている者がいます。大学を卒業してからずっとニートをしており、どうにか稼いでいく道としてフリーランスイラストレーターを志したようです。

しかし、よりにもよって描きたい絵が萌え絵（巨乳幼女）です。
キャラクターデザインの仕事などをしたいと言っていますが、業界に詳しくない者からしてもレッドオーシャンのように思います。
まだ漫画や背景イラストなどの方が需要があるように思うのですが。
バイト経験すらないコミュ障がフリーランスで月20万円を稼ごうとするのって結構大変ですよね？

業界にお詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

Answer 1

萌え絵とか巨乳幼女とかいう以前の話で、一点気になる点がありました。
「バイト経験すらないコミュ障」という部分です。
今の時代にフリーランスをやるのであれば、コミュニケーション能力は何よりも重要な能力です。フリーランスであれば仕事の受注やリテイクのやり取りなどの対外交渉は全て本人がやらなければいけません。
また、受注に有利になるよう知名度を上げたり固定ファン層を増やしたりするためにSNSなどによる活動がほぼ必須（超高レベルの実力があれば必要ないかもしれませんが、一般的にあった方が間違いなく有利です）となりますが、その際にも相応のコミュ力と、炎上しないために空気を読んだ投稿をする力が求められます。
ちなみにゲーム会社などの企業がイラストを外注する際に個人に発注することは極めてまれで、基本的にはイラスト受注会社を通しての発注になりますので、フリーランスであってもそういう会社に登録したりすることはおそらくほぼ必須となります。（アドベンチャーゲームなどの「原画」の仕事に関しては個人の有名なイラストレーターに発注することはありますが、フォロワーを相当数抱えている等、ネームバリューだけで売上を担保できる程に成功している必要があります）

漫画に関しては担当の編集者などが付けばいろいろとフォローしてくれたりアドバイスしてくれたりと親身に対応してくれるイメージがありますが、イラスト業界は最初から発注に対して一定以上のクオリティの完成品を納品することができる力を求められ、できない人はすぐに切られます。ただ、その時に保険になるのが「コミュ力」で、例えば応対がすごく丁寧だったり、レスポンスが早かったり、細かいリテイクに快く応じてくれたり、不明点があったらそのままにせず聞いてから動いてくれたりといった、発注側にとって「使いやすい」人物であるというアピールができれば、多少実力に不足があっても「また頼んでみようかな」となることがあります。

とにかくフリーランスとして成功するためには、「発注側の顧客に対してちゃんと応対できる仕事のコミュ力」と「SNSなどで固定のファン層をつかむための大衆に対するコミュ力」の両方が求められます。
絵の実力なんてある程度以上は発注側の好みの問題になりますので、売れるかどうかは「コミュ力」と「作業速度」にかかっていると言っても過言ではありません。

Answer 2

もう今はAI生成が
十分な画力で
絵を描くようになりましたから
そんなありきたりな
発想力しか持てない人は
淘汰対象ですよ。

写真が実用化された頃のことを
知ってますか？
それまでは写実絵画が描ける人は
世間の記録を絵に残すため
誰でも仕事にありつけましたが
写真が実用化された瞬間、
ほぼ全員が職を失いました。

AI生成の実用化が
ほぼ決まりな今、
オリジナリティな
発想を持たない人は
どれだけ絵が上手くても
もう仕事は無いでしょう。

ま、絵は努力が
裏切られる世界ですから
ある意味日常茶飯事ですけどね。

Answer 3

それなりに実力があるなら、
20万くらいなら簡単かと。
それで足りるとは言いませんが。

Answer 4

萌絵は一般の人の目には全部同じに見えるでしょうが、とにかく絵柄や描き方塗り方の流行り廃りの移り変わりが早いです。それに順応できかつ巨乳幼女モノってことで、たくさんの人に刺さるレベルのフェチイラストが描けるならフリーでやっていけるだけの収入は期待できるかもしれませんが、それで成功している人がすでにたくさんいるので、その中に新たに参入するのはかなりの高レベルではなくてはならず、イラストのみで安定した収入を目指すとなるとかなりの茨の道です。

そして性癖前面に出した幼女物の商業案件は今はほぼなく（いろんな規制や条例に引っかかる可能性があるので）R18の同人や個人相手にした商売になると思います。そして別の事心配した方がいいですよ。