結論から申し上げますと、役に立つことがあるとすれば自己研鑽として簿記に関する見識が広がるといった程度でしょうね。 建設業経理の建設業ならではの特徴は主として工業簿記や原価計算の部分にあります。オーダーメイドの受注生産をしている一種の製造業で、工期が長期間にわたることもざらで、在庫という概念は基本的になく、未成工事支出金(≒一般的な製造業でいう仕掛品)が巨額で、外注費の割合が他業種より大きいなどといった特徴に合わせたアレンジが加えられています。 一方、不動産業は仲介業や販売業という色合いが濃く、不動産業界の経理に工業簿記とか原価計算とかいう要素は皆無と思われます。 もちろん建設業経理にも建設業固有でないトピックはたくさんありますから、不動産業界の人が建設業経理を勉強することは必ずしも無駄にはならないでしょう。でも建設業固有でないトピックを勉強する場が建設業経理である必要はなく、むしろ日商簿記2級・1級や全経簿記上級あたりのほうが適しているように私は思います。
全くの素人に比べれば簿記の知識があると いう証明にはなります。 勘定科目の違いもすぐに置き換えが できると思います。 ただ、日商簿記に比べ知名度は低いので 「何?ソレ?」とか 「ああ、アレね、大変ね」 といった反応があるかもしれません。 恥をかかないように、早めに日商簿記を 取得しましょう。
役には立つと思います。
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