農家になるための条件とは何ですか？ 実家は農家ではありません。

Question

農家になるためには農地が必要と聞いたことがあります。
いくつかの条件を満たさないと農家にはなれないとか。農家じゃない人が農業で利益を得ることは可能でしょうか？
農業法人とは何ですか？

農業のことは何にも知りません。
ほとんど思い付きの質問です。
変なことを聞いているかもしれません。

初心者なので
誹謗中傷はおやめください。

Answer 1

農林水産省による農家の定義は「経営耕地面積が10アール以上の農業を営む世帯または農産物販売金額が年間15万円以上ある世帯」を指します。また「販売農家」の場合には、「経営耕地面積30アール以上または農産物販売金額が年間50万円以上」である必要があります。そして農地法（農地の保護や権利関係に関する基本的な法律）によると、その第3条より、「農地を買ったり借りたりする場合には市町村農業委員会の許可が必要」とあります。農家として登録されるための「農家資格」が必要となります。これは市町村農業委員会に「認定申請書」や「営農計画書」などを提出し、「農地基本台帳」に登録され許可されることで得られます。これで農地を買ったり借りたりすることができます。

農業法人は、会社にすることです
法人化すると補助受けられたり税金対策できたりする

Answer 2

農業で利益を得るところまでの規模をすれば普通に考えれば自然と農家扱いになる条件満たすレベルになっているでしょう。
農業法人は農地買ったり正規に借りたりできる資格も有するただの法人です。

Answer 3

農業法人とは、
農業をやっている会社だと思ってください。
農業法人の従業員になれば、
給料をもらいながら農業の現場で働くことになります。

あなたのような人は、
まず農業法人に就職して、
農業の現場を知ることが一番いいかもしれません。
給料をもらって働きながら、
自分には農家になることができそうか、
自分はどんな農家になりたいのかなど、
さまざまなイメージを膨らませながら、
ノウハウを学ぶのがいいと思います。

農業法人で働いているうちに、
「こんな肉体労働は自分に向かない！」
と分かって、農業への夢が醒めるかもしれないし、
逆に、
「自分で好きな作物を好きなように作って売りたい」と
自営農家への夢が膨らむかもしれないし、
「農業の現場は好きだけど自分には農業経営は無理」
だと悟って、そのまま
農業法人の従業員として働き続ける道もあるでしょう。

農家になるって、
農業経営をする社長になるということなんです。
素人がいきなり社長を目指すのなら、
たくさんの勉強が必要です。
農業法人に就職するのは、
農業への入り口としてとてもいいと思います。

Answer 4

農業関係者ですが
自称農家はたくさんいますよ。
農水省の定義は「農業者」「農業経営体」です。
つまり、農産物の生産販売を生業とする者となります。
農業法人とは、生産販売を株式会社、有限会社、農事組合などの法人が行うことを指します。その中でも農地を利用して農産物を生産販売法人を「農業生産法人」と呼びます。

さて、定年後などに第二の人生として農業に取組む例はあります。
ほとんどが実家就農です。高齢の両親に代わって農業経営者となるパターンです。初期投資も少なく、農地や農機具も利用できて農協などへの販売も踏襲できます。

ご質問のような、ほぼゼロからスタートはお勧めしませんが、仮に私がそのようにするとしたら・・・
離農跡地を借り受ける、作業小屋付きの農地を借ります。
通勤型の農作業となります。
さらに地元の優秀な農家の分場としてサポートを受け、農産物も本場と一緒に販売してもらいます。
完全な独立経営ではありませんが、地元との交流も持てます。
この方法は、若い新規就農者を地元で育てる手法です。

農家になるための教科書はありません、地域の特徴や資金力など全てが一から準備するしかありません。積極的な行政もありますが、地方交付税を得るために移住を前提にしています。話が違う・・的なことは多いので気を付けましょう。