歯科医師不足で需要が高まるというサイトや歯学部が人気なくて定員割れが

多いみたいな新聞記事を見たのですが、将来歯科医師の需要ってどうなるのでしょうか?

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回答(6件)

  • ベストアンサー

    阪大医学部卒の者です。 先日、かかりつけの歯科医さん、朝日大学歯学部卒神戸大学口腔外科博士取得の先生と医学部と歯学部これからどちらが良いかという話題で話をしたところなので、参考までに回答します。 歯科医が過剰になった原因は次のようなものです。 ・フッ素塗布など予防歯科の充実で、歯科疾患の始まりになるう歯(虫歯)が減少した。 ・歯学部の乱立。定員を削減しようにも歯科は私学が多く、削減できなかった。 ・歯科は開業しやすく、開業志向の人がほとんであるため、開業医が増加しやすい。 現状 ・歯科医院は過剰状態で、患者の取り合いをしている状態のところが多い。なお、「コンビニの数より多い」とよく言われるが、それは以前からそういう状態だったとのこと。もともと歯科の需要はコンビニより高いものだそうです。 ・それでも開業志向が強く、勤務医は不足している。勤務医の求人はたくさん出ており引く手あまた。 ・コロナの影響は歯科にも及び、患者が激減している。自分のところは半分くらいとのこと。 ・コロナ以前からだが、積極的に地域に往診に出たり、老健施設などとタイアップして、院外で収入を補っている。 ・保険点数が低く抑えられており、保険診療だけでは経営が苦しい。 ・歯科は診療報酬が安く、保険診療だけでは厳しい。小児歯科のような専門性をつけるか、矯正歯科、インプラント、美容外科のような保険外診療にも手を広げる必要がある。 ・それでもなってしまえば、何とか食べられるし、一般のサラリーマンよりは良い。定年がないので60歳を超えても働ける。 ・国試の合格率は全大学で61.6%。歯科医の削減のため国試の合格率を下げている。資格試験ではなく競争試験と化している。重箱の隅をつつくような出題も少なくない。 ・最上層の阪大、医科歯科でも合格率80%、九州、東北大でも70%。底辺私大では20%程度とも言われている。浪人すると合格率の低下がみられ、多浪するうちに諦める人もいる。 ・国試受験を諦めても、何の資格も得られず、つぶしが利かない。これは、手先が不器用などの理由で適性がないと分かった場合も同じ。 ・私学で特に顕著だが、国試に合格見込みのない学生を多数留年させている。「留年商法」とも。 近未来予測 ・歯科開業医は50-60歳代の医師が多く、開業医の数は減少すると見られる。若手歯科医師との世代交代が起こる。 未来予測 ・歯科医師の需給状態に最も影響を及ぼすのは歯学部の定員だが、これが根本的に解決できないので、長期的には歯科医師の過剰状態が続く。 ・今後は勤務医が増加するかもしれない。

    1人が参考になると回答しました

  • 歯科医師のメイン層が50代前後が1番多くその層が引退すれば歯科医師が不足する時代が来ると言われていますが、それと同時に日本人の人口減少と歯科疾患罹患率の低下もあるので一概には言えません。何かの理由で日本国民が虫歯や歯周病だらけになれば必然と需要が上がりますが、今のところは少ない歯科疾患の治療とお金がある人向けの審美的治療がメインとなります。また、歯科に受診する人は中流層以上がメインとなるデータもあるので、日本の景気が良くなり「お金に余裕もできたので、歯も白く綺麗にしよう」と国民の歯に対する審美的要求が高まった状態になったら需要が出てくるかと思います。

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  • 人口減により、歯科医師の多い世代が引退したとしても不足にはならないでしょう。 今でも過剰で、学費の割に収入が低いので人気がなく定員割れを起こしていますが、毎年国家試験の浪人生が増えているので、不足にはならないでしょう。

  • 地域によるのかもしれません。都市部では歯科医院で溢れており、競争率も激しいように思います。 歯科医院は個人で経営しているより、複数の歯科医師を集めて開業している医院が最近目立つので、そのようなスタイルになっていくのでしょう。この場合だと、人件費はかかりますが、個々の勤務歯科医の開業リスクは抑えられるでしょう。 また、高齢者が増えていくので、歯の状態が悪い人が老健施設などに沢山いるので、そういった需要もあるでしょう。

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