漫画家になりたいなら、それを親に言って何になるのでしょうか。なりたいならチラシの裏にでも描けばいいんです。描きまくる。描き溜める。鉛筆でもマジックでもいい。下手でも面白くなくてもいい。扉絵だけでもいいし、キャラ紹介部分だけでもいいし、ラストシーンだけでもいい。描いたものが増えてきたら、それを整理して管理してください。整理方法はタイトルを仮でもいいのでつけて、あいうえお順とか。そうすることで、「あの時描いたあれどこだっけ」と思った時にストレスなく取り出せます。保管することで、あとから自分で「面白くねえな」と描き直すことができます。「これ使えるな」ということもあれば、「案外面白いな」とか「あの作品に似過ぎてるからこうすれば全く違うものになるな」とか様々な創作的リアクションがとれます。 kotobaという雑誌の最近の号を見れば「マンガの現在」という特集号があり、そこからの情報を述べると、 漫画界の市場規模は過去最大を記録しています。コロナの影響と言われてますが、電子書籍がとにかく好調で、あまり知られてませんが、ジャンプ600万部時代よりも、漫画全体の売り上げは上です。アメリカやフランスでの、日本の漫画の売り上げも、過去最高を記録しています。「漫画は娯楽」ですからね。漫画家は「時代遅れ」ではなく、「時代の寵児」とも言えますね。しかし、これは単にデータの話で、あなたが漫画を描けるかどうかは別の話です。漫画界が好調だとしても、あなたが利き腕を折れば、高熱で寝込めば、親が死んで生活が困難になれば、漫画は描けません。あなたの事情と、漫画界の事情は、全く関係がありません。あなたは、「漫画家になりたい」などと言って親を心配させている場合ではありません。漫画をあれこれ描いてみながら勉強して、大学に行き就職して、実家から通勤して数年働いて数百万円を貯金して、その中からWacomの液タブや昇降式デスクを買って、そうしていよいよ描きためた漫画を「タブロー」にして下さい(絵画において、試しに色々描いてみた作品を「エスキース」と言い、それをちゃんとした作品に仕上げたものを「タブロー」と言います)。
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時代遅れではないけど、変化が激しいですね。 媒体の変化が大きい。 でもそれは音楽業界なんかも一緒。 変化が大きいというのは、チャンスも大きいということです。 まあ成功できる人がほんの一握りというのは、今も昔も変わらないと思いますが。
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