気象予報士ってどこまで自分で天気の予想をしてるのですか？

Question

気象予報士ってどこまで自分で天気の予想をしてるのですか？勝手なイメージですけど、大気の流れとか雲の動きなんかは気象衛星が読み取ってAIによって自動で予想図を作ってくれて、降水確率や予想気温等も自動で算出してくれてるのだと思うのですが違いますか？

そうではなく気象予報士が手計算や経験と勘で予想を立ててるのでしょうか？

Answer 1

気象予報士が自ら計算することはありません。
地球規模での大気の動きや温度、湿度など手計算では不可能です。

世界中の観測施設、衛星や航空機、船舶、気象ブイ、レーダーからの膨大な数値を処理して気圧毎の数値予報天気図を作成して発表しています。

https://www.jma.go.jp/bosai/numericmap/

これらのデーターをもとにアンサンブル予報をして誤差の修正をします。

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-3-8.html

これらのデーターに基づきガイダンスを行いますが、各地域となると気象予報士ではなく、コンピュータ化されています。
ガイダンスとはhttps://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/koushu170615/shiryou2.pdf

Answer 2

まず，気象予報士は気象予報の番組で解説をするための資格ではないということはご存じですよね。
気象予報士は，気象予報会社等では居なくてはならない資格です。
気象予報士がいれば，気象予報会社は天気予報を公表することができます。

ただ，実際の業務では，コンピュータが大半の予報をしていて，気象予報士が微妙な修正を加える程度です。

なので，気象予報士自体が大きく天気予報に関わっていることはまずありません。
ましてや，気象番組で解説するだけの気象予報士はほとんど関わらないと思われます。

Answer 3

気象庁の観測データを基に予測します。
気象情報提供会社からのデータから予測することもあります。
天気図も観測データから作られたもので、それを基に明日などの予想をします。気象庁が天気の予想図を提供していれば、参考にするかも知れません。
つまり、観測時点のデータ（現在）を基にして、以降の予測をします。

Answer 4

要するに、資格ですので、

気象予報士という資格を取得していないと、

気象関係の職務に就くことすら出来ない。