あなたがどういうレベルで簿記を勉強しているかわかりませんが、一応説明しておきますね。 まず、資本というのは一般的に純資産のことです。 そして純資産は、株主資本と評価換算差額等と新株予約権で構成されています。 おそろくあなたが言っている資本は、株主資本のことをおっしゃっているので株主資本を説明していきますね。 株主資本というのは、企業に出資している株主が所有しているものです。 株主資本は、資本金と資本準備金と利益剰余金で構成されています。 資本金とは、株主が投資した出資金そのものです。資本準備金も似たようなものです。 そして利益剰余金とは企業が儲けたお金です。 利益剰余金は、主に過去の当期純利益と当期の当期純利益で構成されます。 なので当期純利益が増えるということは利益剰余金が増えるということになります。そして利益剰余金が増えるということは株主資本が増えるということになります。 ここで、期末(3月決算の会社では3月31日ex.2024年3月31日)の株主資本22000、期首(3月決算の会社では4月1日ex.2023年4月1日)21000の場合、当期(2023年度)の株主資本の増加分は、10000円ということになります。 今回は資本金と資本準備金の増減がなかったと考えると、利益剰余金つまり当期純利益が10000円増えたということになります。 一から説明しましたが、単にあなたの引き算が間違っていることが原因です。
当期純利益を算出されたら、それは純資産に振り替えられます。 流れとしては、全ての費用(借方)と収益(貸方)を損益勘定に振替(利益なら貸方残高)、その損益勘定の残高を繰越利益剰余金に振替という流れです。 例えば、費用が10,000、収益が11,000なら 損益10,000/費用10,000 収益11,000/損益11,000 となり、損益は貸方に1,000残高となりますので 損益1,000/繰越利益剰余金1,000 という仕訳をします。従って、当期純利益の額が純資産に算入され、純資産は増えます。
期末純資産21,000が期首純資産20,000より1,000増えているためその増加額1,000を純利益としています。
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