先の回答は実務からも、採用というものの考え方からも疑問です。 官庁訪問における採否の評価というのは人物に対する評価で、しかも人事院の試験の成績が確定する前の評価ですから、去年と今年で評価が変わること自体がおかしいのです。 しょせん面接担当者の好みなのでいくらでも変わる、なんて無責任なことは言えません。 役所側でも昨年誰々に内々定を出したかの記録は残っていますし、役所側も優秀と評価した人を採用できなかったのは痛いのですが、面接担当者が替わっていれば見ていない可能性もあるので、 「私は昨年も御庁に官庁訪問に参り、内々定(のようなもの)をいただいた(と理解している)のですが、私の力及ばず人事院の2次試験で落ちてしまいました。私もぜひ御庁で働きたいと強く思っていますので、今年も再度受験し、1次を通過しましたのでまた訪問させていただきました。」 ということは言った方がいいです。 私がある役所の採用担当をしていた頃も、内々定をもらいながら2次で落ちて翌年また来た者がいましたが、私は考えを聞いた上で次のように答えていました。 「あなたの人物に対する評価は昨年結論が出ています。昨年ウチの役所にふさわしいと評価した人を、今年はふさわしくない、と評価することはありません。したがって今年のあなたは”シード権”があるようなものですが、ただし、今年あなたより評価が高い人が採用予定数よりたくさんいた場合には仕方がありませんので承知しておいてください。」 その結果内定をもらって、2年ががりで入ってきた人がちょぼちょぼいました。
昨年の内々定の話をするメリットを何も感じないので私なら話しません。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る