プロの小説家がやめた場合、今までの出版してきた本は残るのですか、それとも処分してしまうのですか。

Question

プロの小説家がやめた場合、今までの出版してきた本は残るのですか、それとも処分してしまうのですか。

Answer 1

どういう契約で出版社と契約したのかにもよりますが、通常は出版社が出版権を持っており、後から本の処分などは行いません。

まずありえないと思いますが、引退した場合には全ての本を処分するとの契約で出版していたら、処分することになります。
ただ、出版社側のリスクが高すぎて、そんな契約は結ばないと思います。
小説家がその処分による損失を補填する契約を結ぶとも思えません。

Answer 2

大抵の場合､発表済みの作品は出版社に権利があるはずなので､売れる本なら永久に作品じたいは残るはずです｡
でないと夏目漱石の｢坊っちゃん｣､｢吾が輩は猫である｣等の有名な作品が夏目漱石が亡くなった後に読めないですよ｡
その代わり､印税は辞めても入るか分かりませんが､本は確実に残ると思います｡