大手の契約社員か零細の正社員

Question

大手の契約社員か零細の正社員33歳男、既婚です。

現在の勤務先が廃業するため８月で退職となります。
そこで、次の職場を探しているのですが、迷っていますのでアドバイスをお願いします。

①大手建設コンサルタントでの契約社員
現場技術、積算、設計、補償等の業務です。ただし、１年更新の契約社員扱いで２年経験後に正社員登用だそうです。
雇用、労災、社保、厚生年金、契約社員でも退職金制度有りです。
休日は土日祝完全休みで年間休日120日です。
給料は年俸制で税込見込み年収で550～600万円です。
将来的には転勤有り。

②地元の土木・造園業者での正社員
現場監督兼作業員です。従業員10人程度の零細企業で正社員です。
雇用、労災、社保、厚生年金有りです。退職金制度はありません。
休日は基本的に日曜のみで年間休日80日程度です。
給料は月給で税込25万円。賞与無し。資格手当として別で1万円付きます。税込見込み年収で約330万円です。

現在この２社から内定を頂いています。
もちろん②の正社員が安定しているのは判っていますが、なんせ会社が小さいです。
私も過去に小さな会社で倒産、事業縮小により失業した経験が2度あります。
また、年収ベースで200万以上差が出て休日も40日程違うと契約社員でもいいのかなと思ってしまいます。

ただし、契約社員という立場が気になります。
将来的にも正社員にしてもらえる確証はありませんし。
しかし、どこの会社も私の年齢だと殆ど契約社員扱いだと思います。

現在①の会社に少し惹かれている状態ですが、まだ決めかねています。
なお、①②の仕事は共に経験有ります。
資格は１級土木施工管理技士、測量士補、車両系建設機械を所持しています。

アドバイスをよろしくお願いします。

Answer 1

①
建コンだと平均的な待遇じゃないでしょうか？
契約社員でも正社員とほとんど同じ待遇みたいですね。
正社員になれるかどうかは「技術士」が取れるかどうかにかかっている気がしますね。
どの建コンでも基本的に転勤があります。

②
その規模の建設業者で社会保険に入っていること自体珍しいです。
入札対策でしょうが・・・真面目な会社のような気もします。
でも建退共すらないとチョット辛いですね。
どうしても造園技術を身に付けたい理由じゃなければ、既婚者で年80日の休日も辛いところです。
これだけだと家族と過ごす時間が少ないですし、造園は休日じゃないとできない現場もあるから、実際はもっと減る可能性もあります。
それに、だんだんムリが利かない年齢になっていきますしね。
長い目で見るとどうかな？って気もします。

質問者様は経験があって、1土施、測量士補、建機の免許を持っていらっしゃるとのことですから、
②のようなお仕事は慌てなくても、もっと条件のよい案件がまだあるとは思います。

Answer 2

どちらにもメリット、デメリットが存在していますが、今のあなたにとって、どちらがメリットが大きく、デメリットが小さいか明確だと思います。

契約社員というのは非常に不安定な状態ではありますが、小規模会社の社員とほとんど安定という意味では同じくらいではないでしょうか。

また、あなたの思いの中で大きな会社で組織として動くより、自分自身のやりたいようにやれる小規模会社でやる方がやりがいがあるというのなら、また別です。

小規模会社には小規模会社の、大会社には大会社の良いところがあります。あなたの文章を読むと大会社の契約社員の方が良いとご自身でも思ってらっしゃいますよね。

正社員登用もあるのであるば、そちらがあなたにとっては良いと思われます。

ただ、大会社でもひどいところがありますので、それだけは気をつけてくださいね。

Answer 3

私は、建設業界とは全く無縁のため、現時点での業界の内容は分かりませんが、契約社員とは言え大手企業をお勧めします。

一時期、契約社員の問題が世間で話題になっていましたが、その問題よりも、将来的に考えた場合、賞与なし、退職金なし、というのは現実的にかなり厳しいと思います。

まして、質問者の方は既婚者であり、家族を支える大黒柱としては普段の生活は質素でも、ボーナスの時くらい家族で美味しい食事をしたり、欲しかった物を購入するとか、家族に対して、自分自身に対しても息抜きが必要だと思います。

ボーナスが貰えるだけまし。
と言う人もいますが、上を目指して頑張ってほしいです。

今現在、私が勤務している会社でも、契約社員から正社員になった人は大勢います。
そういった人たちは、正社員よりも有能な人達が多いと私は思います。

つまり、契約社員だからどうのこうのではなく、やる気次第で、会社から有能な事を認めさせるべきです。

正社員になれるかどうか、全てはあなたのやる気次第ですよ。

頑張って下さい。