解決済み
学芸員について。 只今高二です。 就きたい職業がいくつかあって、一つが学芸員です。 しかし最近、知恵袋で質問させて頂いたところ、正規の学芸員になるのはとても難しいとのこと……(この時はBAを決めないまま一週間過ぎてしまい、申し訳ありませんでした。ご覧の方でこの前の質問にお答え頂いた方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました) そんな中、契約や臨時職員として働くという方法を知りました。 そこで質問なのですが、具体的にそういう場合はどんな感じなのでしょうか。 どうすればいいかとか、正規と比べて色々とどうなのかとか…… あと、一般の公務員として採用された人の中から博物館に配属されることもあると聞きましたが、これについても詳しく教えて下さい。 長文失礼致しました。
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地方公務員(市役所職員)で、現在学芸員として仕事をしている者です。 うちの市の歴史資料館では、公務員である正規職員(館長と私含む3人計4人)と、非正規の研究員2名(嘱託職員1名・非常勤特別職1名)、事務のアルバイト2名がいます。 まず、公務員(正規職員)として働いている4人は、全員とも大卒区分で公務員試験(行政職)に合格して一般の公務員として役所に入庁しています。 そして、学芸員資格を持っていたために歴史資料館に配属され、学芸員として任用されています。 通常、プロの学芸員になるには「最低修士は必要」といわれ大学院で研究成果をあげることが求められていますが、私のように公務員として博物館に配属された場合は、大卒で大した研究成果がなくても学芸員ができることがあります。 公務員試験に合格してさえしまえば、通常よりはかなり簡単に正規の学芸員になれるのが、公務員学芸員の利点です。 難点としては、通常の公務員としての人事異動があるので、いつまでも歴史・文化系の部署にはいられないこと、希望通りに学芸員としての仕事をさせてもらえるかは人事任せ、というところです。 (実際、私も現在の歴史資料館に配属される前は、福祉関係の部署や税金関係の部署で仕事をしていました。) さて、非正規の研究員(学芸員)についてですが、この方たちは嘱託職員または非常勤特別職員として、雇用されています。 嘱託職員はいわゆる契約社員のようなもので、うちの市では原則1年間の任期ということになっています。常勤で、お給料や福利厚生は正規職員とほとんど変わりませんが、一年で契約を切られてしまう可能性があるという意味では不安定です。 非常勤特別職員は、その名の通りアルバイトですので時給制でお給料は少ないです。これだけで生活するのは困難ですが、学芸員としての知識や能力がある人だと、半永久的に(というか、こういう人は市として手放したくないのでお亡くなりになるまで引きとめる)歴史資料館で学芸員として仕事をさせてもらえるというのは利点です。 これら非正規職員はいずれも、欠員が出る時にハローワークなどに求人を出して、簡単な書類選考・面接試験を経て採用しています。 それから、かなり特殊な知識を持った人(例・仏像の修復に詳しい人、とか)が欲しい場合は、専門家から紹介された人をスカウトすることもあります。(コネ採用じゃん!と批判されるかもしれませんが、これは学芸員としての特殊能力が求められるうちの部署くらいだと思います。通常の事務の非正規職員は、人事課が公募してキープしている採用者リストから採用しますので。)
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