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私は中学生でまだくわしい事は分からないのですが、将来薬剤師が人数過剰になった時に発生するメリット・デメリットは何でしょう…

私は中学生でまだくわしい事は分からないのですが、将来薬剤師が人数過剰になった時に発生するメリット・デメリットは何でしょうか? (現在はまだ過剰の状態ではないと聞きました。) 回答宜しくお願いしますm(__)m

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    平成になってから私立大学薬学部がたくさん作られたので、私立大学薬学部に毎年入学する人が、2倍になりました。とくに、平成14~18年に作られた私立大学薬学部が多いです。 また、平成17年までは薬剤師になる大学は4年間だったのですが、平成18年から6年間に変わりました。薬学部が6年間になって入学した学生が始めて卒業するのが、来年である平成24年春です。 以上より、平成22年春と平成23年春には薬学部を卒業した人は(留年した人を除いて)いなかったのですが、平成24年春からは毎年、大量の薬剤師が社会に出てきます。 結果として、平成24年春から薬剤師がどんどん増え、過剰になることが確実視されています。 薬剤師の供給状況は、平成24年からの数年間で、劇的に変わります。 加えて、「登録販売者」という制度ができたため、調剤しない薬局では販売する医薬品を絞れば、薬剤師が要らなくなりました。 薬剤師の需要減少に、拍車をかけています。 平成19年に厚生労働省が「薬剤師需給の将来動向に関する検討会」にて、「薬剤師需給の予測について( 粗い試算)」を行っています。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakuzaishi/dl/yakuzaishi-a.pdf この中では、薬剤師になるための国家試験を難しくして、合格率を20%以上下げて新たな薬剤師を減らさない限り、増え続けていくことが示されています。 また、平成17年時点で、すでに薬剤師が過剰であることも示されています。 現実には日本全国に平均して薬剤師がいるわけではなく、また需要も平均して存在していないので、現時点では地方はまだ薬剤師が足りていないようです。 さて、薬剤師が過剰だとどうなるか、です。 当然、薬剤師の人数に対して薬剤師を募集する病院・企業・薬局などが少ないわけですから、薬剤師として就職できない人が激増します。 また、薬剤師として就職できたとしても、給料が下がります。 これは、薬剤師の給料が低くても薬剤師として就職したい人が増えるので、病院・企業・薬局は給料を下げることができるからです。 要するに、薬剤師の免許を取得したとしても、薬剤師として就職すれば給料が安いし、そもそも薬剤師として就職先がない、ということになります。 現実に、来年春から薬剤師が大量に社会に出てくるので、調剤薬局を中心に給与を下がる傾向があるようです。 現在でも、調剤薬局に勤務する薬剤師が生涯に受け取る賃金は、大企業の会社員と比較して格段に少ないのですが、さらに下がるということです。 薬剤師側から見るとデメリットばかりですが、病院・企業・薬局など薬剤師を雇う側からみるとメリットとなります。 薬剤師を雇う費用が少なくて済むので、その分が収入となります。 調剤薬局では先述の「登録販売者」制度のため薬剤師自体がそれほど要らなくなりましたから、薬剤師を安く雇えるから薬剤師を多く雇う、とはならないでしょう。 今から薬剤師になるのは、相当の覚悟が必要です。 既に、学費が高い(1,200万円)私立大学薬学部では「不人気学部」となり、入学することはきわめて簡単になりました。 誰でも私立大学薬学部に入れる状態となったのですが、状況を知る受験生は薬剤師を敬遠しており、定員割れする私立大学薬学部が続出しています。 http://1st.geocities.jp/yakudaikyo/nyugakushasu.pdf 私立大学薬学部は受験生に「薬剤師になりませんか」と声をかけているのですが、受験生は相手にしてくれないため、入学者が予定の半分程度という私立大学薬学部は多くあります。 学費が安い(360万円)国公立大学薬学部では全く違う状況なのですが、割愛します。 ※seventh_heaven_ragnarokさんの示した「薬系進路」の記事について 薬学部学生を相手に商売している会社の記事なので、「薬剤師にならないほうが良い」とは絶対に言いませんから、鵜呑みにしてはいけません。 薬剤師飽和がない理由として、以下の4点が挙げられています。 1. 国家試験受験者数の増加は、それほど多くない。 2. 私立大学薬学部の人気が低下しており、学力レベルが低下して国家試験合格者数が減少するかもしれない。 3. 国家試験が難化し、合格者数が減少するかもしれない。 4. 6年制になることで修士に近い扱いを受け、職種選択の幅が広がる。 2.と3.は可能性を示唆したにとどまり、4.は薬剤師飽和とは、直接関係がありません。 1.も、6年制第1期生の数値だけであり、傾向として定着するとまでは、現時点では言えません。留年した第1期生が、第2期生や第3期生と一緒に卒業するわけですから、まだまだわかりません。 「根拠のない噂に流されるな」と記事に書いておきながら、根拠のない主張をしています。 先述したとおり、国家試験の難易度次第で、薬剤師は増加にも減少にも転じます。 結局は、国の方針次第ですね。 私も薬剤師ですから、国家試験をうんと難しくして薬剤師の質を高め、かつ適正な人数で維持するのが望ましいと考えています。

  • 薬剤師は過剰にならないみたいですよ 薬剤師飽和時代は来ないでしょう (2010/12/23) 薬系進学の編集を行ったり、薬学部入試、薬学部の在学生の状況、97回からの薬剤師国家試験などを総合して考察すると薬剤師飽和時代がくる可能性は極めて低いといえます。 薬学部の定員が拡大し、薬学部の入学者が増加すれば卒業生も増える。 その結果薬剤師国家試験の合格者も増える。それが薬剤師飽和の根拠になっていました。 薬学部の志願者、入学者。そして卒業生が減少したらどうでしょう。薬剤師飽和になるという根拠はなくなってしまいます。 薬剤師飽和の可能性が低くなったことを薬学部生の就職を支援する「薬系進路」で記事にしました。 そして各病院で薬剤師が影響力を発揮しています。薬剤部が地下にあることが多いことから、医師や看護師は薬剤師の活躍ぶりを「地底人の逆襲」と呼んでいるそうです。 薬剤師飽和ではなく、薬剤師不足が加速するかも知れません。 http://yakkei.jp/contents/links/howa.pdf

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