専攻して大学と大学院合わせて6年過ごしてきました。 この度、景気が良かったということもあってか、自分が所属している大学では考えられないような大手不動産企業の子会社の建築職として採用されました。 一方、予てから興味のあった、航空自衛隊のパイロット候補生としても、本気で目指していた人を差し置いて合格してしまいました。 どちらも非常に魅力的な仕事で、どちらも私がやりたい仕事でとんでもなく悩んでしまい家族や友人、果ては航空自衛隊の方の内定者にまで相談しましたが意見は割れます。 以下は自分が思っている比較です。 やりがい ・建築の方は大体誰もが知る不動産の建物などをより価値を生み出すためにどのようにして行けばよいのか、ということを考えていく仕事で私の建築観からするとまさにピッタリの企業で、建築学生の自分としてはこれ以上ない企業だという風に考えています。 ・航空自衛隊はもちろん日本の国防の最前線を担う大事な組織です。今まで人に役立つような大した人生を歩んできていませんが、国民の安心・安全を担うという大きな役割を自分で果たせるということをするのはこの仕事以外ありません。もともと建築職として空自に入りたかったのですが(パイロットはとてつもなく選ばれるのに難しいと知っていました)、縁があってパイロットとして採用されました。航空自衛隊の人員の殆どは航空機を飛ばす為に仕事をしておりそのトップになれる可能性があるというのは非常に緊張感を持つとともに、鍛錬をしなければならないのと同時にやりがいを感じるだろうと思っております。更にいうともともと乗り物好きで、空自のパイロットも憧れでした。 将来性と出世 ・大手不動産企業の子会社は、たくさんの不動産を持ち管理している為非常に安定していると思います。 要職は本社の人に握られておりトップのトップにはなれないことが予想されます。 何かあって転職することになっても、建築関係の資格はとれるのでいろんな建築関係の仕事ができると思います。 ・航空自衛隊は平時は空における警察であり、有事は国防という、平時有事問わず空の最前線を守っている組織です。予てから周辺国の緊張が高まっており「万が一」が予想されます。しかし万が一が起きてしまったら普通の人でも仕事どころではないでしょう。もちろん訓練中の殉職ということもありえますが交通事故よりは少ない確率と言われています。(サラリーマンの方が日常的に通勤する時に起こる事故と比べても、ということです。) 出世は自分次第ですが、防衛大卒ではないのでトップのトップには、なれない可能性が高いですし、身体や適性がなくなればすぐにパイロットから外され、一般要員となってしまいます。 転職は自衛官は2佐以上でないかぎりそれまでの経歴を活かしたような会社には行きづらいことになっています。また、飛行要員で最後まで終えたとしても民間のパイロットになることは数少ないです。 給料 ・建築の方が生涯年収は同等か若干上回ると思います。 周囲の意見 ・家族 2代続いた建築の家系なので、私にもできたら建築の仕事をしてほしく、そばに居てほしいととても思っているようです。 ・友人 サラリーマンより、パイロットになっている方がイメージがつきやすいと推してくれている方が多いです。似た者同士が多いのかパイロットに憧れを持つ友だちが多いようです。反対する友人は二人いましたが万が一の心配が多いみたいです。 何が引っかかるか 空自は ・目標のF-35に乗れるまできちんとできるか(課程の訓練は非常に厳しいですし、適性は生まれ持った才能によるので努力では賄われないところが大きいです) ・家業の建築業の面倒、家族の面倒が見辛いということで家族に不安に思われている。(自衛官はやはり家族の理解と協力がないと務まらないです) ・6年間も建築を学んできたのにほとんど関係ない職種を選ぶことに家族と親戚の落胆が大きい ・定年が早い一方、転職先等も絞られやすい。一度この道に入れば建築の資格も取り辛い 不動産は ・空自のパイロットのような滅多にない仕事を逃してもいいのか ・自分の可能性をより追求でき、自分を変えるチャンスを捨てるのではないのではないか ・建築を惰性で続けてやりがいはあるのだろうか ということを悩んでます。 長々となりましたがぜひ貴重なご意見をいただければと思います。
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