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貴金属装身具製作

貴金属装身具製作

貴金属装身具製作になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合、デザインや彫金関係の専門学校卒業生等が多い。他の職業からの転職者もいる。関連資格として、厚生労働省が定める技能検定の「貴金属装身具製作技能士」があり、資格を取得すると技能の証明として評価される。

感性を養い、技術・知識を習得して一人前になるには、先輩を見習いながら少なくとも3年ほどの修業が必要といわれている。ものづくりに興味があり、細かい仕事なので手先が器用で仕事が丁寧な人、美的センスや創作能力のある人が求められる。

仕事内容

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金やプラチナなどの素材を使い、ダイヤモンドやルビー等の宝石類をあしらって美しい宝飾品(ジュエリー)を作り上げる。「クラフトマン」や錺(かざり)職人とも呼ばれる。金やプラチナなどの合金地金を作ることから始まって、鍛金(たんきん)、やすりがけ、糸のこ作業、へらがけ、ろう付け、彫金、研磨、石留めなど様々な技術を使って、宝飾品を作り上げる。鋳造技術、プレス加工、自動編み機、カット技術などを用いて機械を使う場合もある。

また、鎖を編んだり、貴金属や宝石のカットは機械を使って行う場合でも、原型づくりやろう付け、細工、仕上げ磨きなどは手作業となる。貴金属の素材は他の金属と異なり、ねばりがあって融点が比較的高いという特性をもっているので、加工が難しい。高価な素材を使い、創作性の高い製品を作り上げる仕事であり、高度な技術や経験が求められる。現在は商品の種類もデザインも極めて多様化し、商品ごとに専門化してきている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 工具(手動工具、電動工具

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働き方の特徴

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事業所は東京、山梨の2県で半数以上を占める。事業所の規模は従業員5人以下の家内工業的なところが7割を占める。男女比は男性が6割、女性が4割程度である(2016年時点*)。職人的な技能が求められるため、いったんこの業界に入ると、職場は変わっても業界からは離れない傾向がある。経験を積んで独立する場合もある。また、熟年技能者の高齢化が進んでいる。雇用形態、賃金、労働時間等の労働条件は、職場によって異なり社内規定による。

宝飾品の需要は景気動向により変動し、また海外製品の流入もあるが、インバウンド消費の伸びなどにより日本製品が見直される動きもある。デザインや加工技術の高度化に伴い、ジュエリー製作マニュアルの整備、技術用語の統一など、業界全体としてジュエリー製作の技術向上に努めている。

*総務省2016経済センサスから

年収などの統計データ

  • 就業者数

    315,070

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    163時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    390.1万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    42.8

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    20.6万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.96

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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