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生産・品質管理技術者

生産・品質管理技術者

生産・品質管理技術者になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校、高専、大学等の機械・電気・電子・化学など工業系の学科で、生産技術、品質管理などの基礎を学んでいる者が多い。また、各企業で製造している製品は多岐にわたるため、製品の技術知識・製造知識については、入社後に社内や外部の研修機関等で学ぶ。

入職後は技術者として経験を積んだ後、生産・品質管理の部署に配属されることが多い。関連資格として、「技術士」(経営工学部門)がある。関係技術に精通しているだけでなく、難問に忍耐強く挑戦する姿勢、創意工夫ができること、予期せぬトラブルにも冷静に対処できることなどが求められる。

仕事内容

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製品の生産について具体的な生産計画を立案し、生産工程や品質の管理を行う。
製造業では、顧客が求める製品は何か、いつ頃どのくらいの数量の生産が必要かといった市場調査・営業情報をもとに経営幹部が生産計画の大枠を決定する。生産・品質管理技術者は専門的な知識と経験に基づき、生産計画の大枠に沿って、短期・中期・長期の生産計画を立案し、生産工程や品質の管理を行う。
生産計画の立案にあたっては、営業・技術・製造・資材・人事など関係部門との間で合議し、人員、製造設備の手配、材料の在庫調整、外部への発注、生産・品質・検査工程の構築、包装物流体制などについて調整する。これに基づいて、安全で品質の良い製品を経済的に作り、顧客の求めに応じて市場に供給するために最適な生産計画を策定し、経営幹部の承認を得て実行に移す。
製造中は、生産が計画通りに進んでいるか、品質は安定しているかなどを管理する。問題がある場合は、関係部門と協力して速かに原因を調べ、対策を立てて計画通りに進むように修正する。
また、製品を顧客に納入した後でクレームが発生した場合には、すばやく対応し、関係部門と協力して解決を図る。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 表計算ソフト(Excel、スプレッドシート等)、パソコン

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働き方の特徴

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勤務先はメーカーの工場等であり、職場は全国に広がっている。賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。製造工程でトラブルが発生したり、製品納入後に顧客からクレームがあると、残業が生じることもある。
消費者の製品の品質や環境への影響に対する関心の高まりを受け、国際的な品質管理システム(ISO9000)や環境管理システム(ISO14000)の認証取得などを進める企業が増えており、生産・品質管理技術者の重要性が高まっている。

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