設計について質問です。私は主に組立業務しています。私が勤めている会社は光学機器を設計する部門かありますが、そこで設計され…

設計について質問です。私は主に組立業務しています。私が勤めている会社は光学機器を設計する部門かありますが、そこで設計される図面(組図)を見るとおおよその組立難い箇所や構造的な問題点などがわかります。しかし、試作段階で初めてこの図面を見るので試作前に懸念点について是正されることはありません。事前のミーティングなども無いのはもはや社風でもあります。「試作だからそれも含めて確認したい」という気持ちもわかりますが、今までの経験から何となくわかる懸念点もいちいちやらないとわからないのか?と思います。一昔前ならこの話もわかりますが、今の3DCADは干渉部や脆弱部など画面上でわかるはずだと思います。私は設計者がモノづくりを知らないからだと思っています。部品の絵(図)を描いて貼り付けるだけなら自分にも出来ますが、客先の仕様を出来る限り満たし、部品の形をどの様にしてどの様に組立、検査するのか?それこそが、設計という仕事だと思います。世の設計とはこんなものなのでしょうか?設計技術とはなんでしょうか?愚痴っぽくなってしまいましたが、どなたかご教示下さい。

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回答(5件)

  • ベストアンサー

    素晴らしい着眼点ですね。 私も大手企業の購買部門長をやっていたので、言われる事は100%分かります。 製造部門の組立易い組立図や、部品を安く作る様な加工図面など、部門は違えど全く同じ悩みでした。 でもそこは大手で、一気通貫的な情報の共有や、各部門の問題・課題を抽出してフィードバックする仕組みが出来ていたので、例えば設計試作時点から、各部門の問題・課題を出して設計部門へ提案し、次の技術試作に反映して貰う事が出来ました。 そこで思い掛け無い問題が出れば、次の量産試作に反映して貰い、量産時にはほぼ完璧なスペックとなる様な流れです。 なので、過去に組立性が悪いとか加工性が悪いとかの問題は、次の製品の設計に反映して貰う仕組みになっていました。 結果的にその方が早く安く作れるので、お互いに楽になる訳ですね。 セットメーカーでしたが、製造部門が一番強かったです。 極端に言えば、「そんな物が作れるか!」みたいな言動を発して直させるみたいな。 購買部門でも、こんな図面では加工費は安くならないので、こんなスペックに変えて欲しいとの提案が容易に出来る仕組みでした。 つまり、設計仕様を関係区で十分検討し、最適なモノにする仕組みですね。 だからと言って、何でもかんでも通る事は有りませんが、後は折衷案での妥協的な所も、スケジュールや開発費の問題であきらめ的な部分は有りました。 どうしてもダメな部分は、量産になってからの設計変更とかも有ります。 それと特に違うと思うのは、部品加工技術や製品製造技術部門が有り、製品の場合はここが製造部門の組立性を検討をする部門で、設計から出たスペックに対し、組立性を検討し、製造部門の代わりに設計部門と調整し、共同で製品を作り上げて行くイメージです。 ここで新人の設計者なども教育されていく事が出来る仕組みなので、本当に上手く回っている仕組みだと思いますね。 またほぼ100%、担当者の意見を吸い上げる仕組みにもなっているので、言いたい事は言って、それでどうするのかをその部門毎に検討し、関係部門との共同検討会(設計試作・技術試作・量産試作)でそれをぶつけて検討する。試作前の説明で事前の情報収集と整合、そして試作後の結果での問題や課題の認識と対策など。 前述しましたが、それが100%通るかどうかは別の話ですが、全部門がそれぞれの部門の問題や課題を認識して整合する仕組みだと言う事です。 なので、質問者さんみたいな事で愚痴る人は皆無と言って良いほどでしたね。 そうなる様にすべきで有って、個人で悩むより、その価値観を少しでも多くの人に分かって貰う様にまた同士を集めて革命を起こす様にして行かなければ、旧態依然で変わらないと思います。 香港での民主化運動の学生立て篭りや、台湾での学生運動なども、そんな布石が有って段々と変わっていくのではないかと思います。 一人では出来ないかも知れませんが、同士を作り集めていく事が大事だと思います。 その為には、その結果がどうなるのかを、定量値で示す必要が有ります。 設計仕様で行けばこれぐらいの工数になり、それをこの様な方法に変えれば、1年間の生産台数にすると○○万円の機会損失が生じてしまうとか。 より具体的な数値で示せる様に。 それをああだこうだと愚痴っていても、何も変わりませんから、必要なのは行動です。 良いものを持っているのですから、是非頑張って、会社を変えて見て下さい。 それは、5年とか10年のスパンで考える必要が有ります。或いは20年掛かるかも知れません。 体質改善とはそんなモノです。 でもしかし、或る日突然、経営者がそれをやるぞ〜…と言えば済む事なので、具体的な問題や課題をまとめて、経営者に直接提訴するやり方もも有ります。 私は課長時代に、首を掛けてそれをやりました。「もしこの提案が通らなければ、「社を辞めます」と。 当然、何枚もの問題や課題とその対策と効果を具体的に2〜3年掛けてまとめあげて提案しました。 それは忘れもしない年末年始のまだ休暇中に、休む事なく資料をまとめていて、お正月気分なんて全く有りませんでしたが、最後に社長に提訴(提案)するときにに、メール送信のエンターキーを暫く押せませんでした。 もしこの提案が「何をバカな事を言ってるんだ!」…と社長に一蹴されたら、俺は会社を辞めなければならない。生活はどうしよう?家族はどうしよう?…と。 悩みに悩んだ挙句、それこそ清水の舞台から飛び降り気持ちで「エイ!」…とエンターキーを押してしまいました。 まだ正月休みの間でしたが、社長から間も無く返信が有りましたが、暫くそれを見る事が出来ませんでした。 俺は会社を辞める事になるかも知れないな〜と思いながら、やっとの思いでメールを見たら、そこには「分かった、やってみなさい!」…との言葉。 飛び上がるほど嬉しかったのを、今でも覚えています。 絶対の自信を持っているのなら、それを具体的に具現化する様なやり方や、行動をしなければ何も変わりません。 首を賭けてやるほどの事でも有りませんが、体質を変えると言う事は、それぐらいに難しい事なのですね。 長文になりましたが、頑張って下さい!

  • 一つだけ言えるのは、何もないゼロから発想する設計者と、できたものに対して後出しじゃんけんで言える製造との意見の乖離。 設計が完成度100%のものを最初からできるわけじゃない。 以前いた職場では、ひとつものを完成させると、図面の厚さと同じくらいの意見書が戻っていたよ。 ただし、そういったフィードバックシステムがあったとしても、現実にフィードバックできるシステム=時間がないとそれでオシマイ。 設計者にもの申すのもいいが、だったら設計してみろ(図面引いてみろ)と言われるのが普通だね(実に、どこにでもよくある話)。

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  • 設計という行為において、客先の仕様を完全に満たしたうえで、生産性、原材料コスト、信頼性、安全性、適法性、製品ライフサイクルマネジメントなどを考慮したうえで設計することは当然のことだと思います。 もちろん、程度問題で、初歩的な内容や過去の事例から容易に類推できるレベルについては、設計者自身が当初から考慮すべきですし、より高度な内容や新たなアイデアについては、それを専門とする部門のメンバーに意見を聞いて設計に反映することになります。 試作や量産レベルになってからの後戻りは、お金も時間も無駄に費やすことになりますので、設計の早い段階で調達、生産、物流、品質管理、保守などのメンバーを巻き込んで設計に反映させる「フロントローディング」が現在主流となっている開発手法だと思います。 ただ、このような取り組みは、他の部門の理解と協力が不可欠のため、基本的にはトップダウンによる指示でなければ動き出さないので、残念ながら一人が声を上げても社内の仕組みを変えることは難しいと思います。 質問者さんの部門の上司の方が意見を聞いて下さる方であれば、質問者さんの思いを相談して、トップマネジメントに意見を上申してもらうのも一つの手かも知れません。

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  • 一言で言ってしまえば、会社として設計や生産技術に関して無知な状態なのだと思います。 設計者が一人一人勝手に設計しているような状況ですよね。 これって、昭和中期から昭和後期に良くあった話です。 設計部門が生産性、製造コスト、品質、安全及び開発期間の短縮を考慮するのは当たり前の時代になっています。 これが、出来ていないのは開発や設計部門のトップが無知なためこれを推進しないからです。当然会社のトップも知らないのでしょうね。 でもよくこれで光学機器を設計生産する会社の運営が成り立っているのが不思議です。 物造りの仕組みが出来ていないのだとすると大変ですね とか言いようが有りませんが、これからでもその仕組み造りを会社としてやっていかないといけないと思いますよ。会社にお金はありそうだから。

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