中学生の時に保護観察を受けたのですが前科になりますか？就職の時にバレ

Question

て落ちるとか、この先困るようなことがあるのでしょうか？

Answer 1

結論的には、心配は不要です。
未成年時代の犯罪は、少年法で守られているからです。
若気の至りが、成人後に影響しないための、少年法です。
あなたは、中学時代に、窃盗か暴力で問題を犯したのでしょう。
そして、警察のお世話になったのでしょう。
その後、家庭裁判所に何回か、足を運んだのでしょう。
家裁の調査官と面談をし、最終的な審判で、保護観察処分をされたのでしょう。
そして、地域の保護司のオジサンのお世話になったのでしょう。
それらは、全て、秘密になっています。
そのための、少年法です。
ですから、今後の就職にも、全く影響はありません。
現在の就職において、企業の「聞き合わせ」という行為は、全くありません。
ただ、地域で就職する場合には、あなたの周りの人間が曲者です。
一番は、あなたの友達です。
あなたは、友達に
「俺、保護観で止まったで。試験観察まで行かんかったで～」
などと漏らしたことはありませんか？
この一言が、問題なのです。
このことは、あっという間に、友達に広まっています。
「言わんといて」は、「言って」と同じ意味なのです。
恐ろしいことです。
もう一つは、保護司のオジサンです。
保護司の家に行ったことがあるでしょう？
こちらの家族から漏れる場合も、あるのです。
どちらにしても、地域の皆には、ある程度ウワサは広まっている可能性があるということです。
地域での就職は、問題がある場合があるということです。
保護司のオジサンには、今後も良好な関係を作っておくことです。
そして、若かった時代の過ちを反省し、今後の行いを律することです。
頑張ってください。

Answer 2

まず、「前科」という言葉はよく使われますが正式な法律用語ではありません。
何を以て「前科」と云うかは決まった定義はありませんが一般的には『過去に懲役・禁錮・罰金の刑罰（執行猶予を含む）を受けたことがある経歴』であり、未成年者に対する措置は含まれていません。
保護観察だけの措置、即ち一号観察だったなら自治体に対しても通知されず、検察庁と警察にしか記録は残りません。
警察の方はよく分かりませんが、検察庁の記録は資格を持った者（検察官や事務官）以外には参照することは出来ません。
警察はOBが「見れる」と言っていますが恐らくそう簡単には参照出来ない筈です。
いずれも、例えば就職の際に企業が問い合わせをしても一切応じることは無く、警察官等の特定の職業以外の就職では弊害になることはまずありません。
なぜ「まず」であって「絶対」ではないかというと、それは「噂」があるからです。
もし、その過ちを犯した時にそのことが世間に広まってしまった場合では世間はそのことを覚えている可能性は否定できず、これには打つ手がありません。

今質問者さんが何歳になっているのか分かりませんが、過去に保護観察を受けたことを深く反省し、二度と愚行を犯さないことを心に誓っているとは思いますが、犯罪・非行を犯すということは例え世間に知られなくても一生負い目を持つことになることを肝に銘じ、再び犯罪を犯すことは絶対にあってはならないことです。

そういった反省の上に既に自分が立っているという自信があるならば過去のことは忘れてしまいましょう。
保護観察を受けた方が「記念に」面談カードや遵守事項の紙を持っている場合がありますが、将来誰が見るかわからないので全て廃棄すべきです。