職人、料理人、美容師などの技術職における修行期間、下積み期間について質問があります。 アレって本当に本当に必要なのでし…

職人、料理人、美容師などの技術職における修行期間、下積み期間について質問があります。 アレって本当に本当に必要なのでしょうか? よく日本の伝統工芸などにおいて、「30年かけて磨かれた技」「誰にも真似できない」「後継者を育てるには最低でも10年はかかる」などと言いますが、 僕にはそうは思えません。 実際は数年もかからず身に付くのに すごい技術だとアピールして雰囲気を出すために言っているか、もしくはその当人がよほどセンスが無くて身に付けるのに何十年もかかったのではないかと思えてしまいます。 何故かというと、 例えばゴルフ、サッカー、フェンシング等々 多くの技術系競技において経験年数と技術力は全く比例しないからです。例えば石川遼選手の経歴を見れば分かる通り彼は10代のうちにキャリアのピークに達し、ここ数年はまた頑張りをみせていますが最年少で賞金王になってからも毎日ゴルフの研鑽を積んだからといって その後の10年で圧倒的に上手くなるとか そういうものではないのです。 私が思うに、どんな類の技術であっても、 「30年一生懸命続けてるやつ」より「3年目のセンスあるやつ」の方が上手いということは平然と有るのです。 それがスポーツの話だけならまぁ若い方が体力的に有利、とか反射神経の年齢的ピークという理由もわかりますが、 将棋やチェスやらピアノや絵画やら小説家、いかにも経験の深さがモノをいうって感じの種目でさえ同じことはいえると思います。何十年も経験を積んだからといってどんどん上達することなど、むしろこの世には皆無でないかと思います。 スポーツや将棋、音楽コンクールなどなら、経験の長い人と 短い人がほぼ同じ土俵で勝負をするので その事が明白ですが、 伝統工芸の職人などでは「この技術を持つ職人は世界中でこの町にしかいない」のを良いことに 下積みの若手に『お前にはまだ早い。基礎を学んでからだ』とか言って経験すらまともにさせず 威厳を誇示してるだけのようにしか思えません。 身近な例では美容師さん達です。 専門学校を出たての若手には、シャンプーや床に落ちた毛の掃除とかばっかりさせて 髪を切らせず 、切る人を「スタイリスト」、それ以外を「アシスタント」と分けて数年はお客さんを切らせませんよね? 例えばサッカー選手とて、22歳の選手の平均技術と30歳の選手の平均技術を比べた時に年齢や経験年数による大差は無く実際はほとんどが個人差であるように、 美容師だってその道20年の人と、専門学校出て2年目くらいの人と どっちが上手いかはほぼ個人差なんじゃないかと思います。運転免許もさすがに教習所出たての人はオロオロしてますが毎日乗ってて1年後にまだオロオロしてるようなヤツは皆無でしょう、センスのあるやつは運転歴30年のおばはんよりよほど上手く安全ドライバーになってるはずです。 1人前になるには3年かかる、5年かかる というのはまだあり得ることかと思いますが、冒頭に述べたように 1人前と呼ぶには最低30年の経験が必要 だなんてものはこの世に本当に存在するのでしょうか? ですから実際のところ、 アレって本人(師匠世代)の格好つけか、若者の台頭に怯える老害なんじゃないかと思っているのですが、 いくぶん私は普通の会社員であり、そういう経験がないので その道にお詳しい方がいたら教えてくださいませ。

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回答(10件)

  • やる気やセンスのない人の10年を3年くらいで超える人がいるのは事実。 普通に考えてやる気がある人は他の人よりも沢山努力すると思うけど職人の世界はもともと拘束時間が長いので時間的には限界がある。 どんどん新しい仕事や環境に突き進む人は成長は早いけど同時に危ないんだよね。 やっぱり数をこなすことでしか覚えられない基本があるからそれだけは短縮できないかなー。 超一流店で数年修行した子とかはその店の仕事を表面上真似るのは上手だったりするんだけど本質が分かってないから真似しかできなかったり他店に移ると何にも出来なかったりするんだよね。 ちゃんと世の中を経験してきた人が間違いの無い進む道を教えてあげて、その道で人以上に努力すれば早く一流になれるかもしれない。 でも大体若い頃は人の言うことなんて聞かないし、上の人も失敗するのも経験と思っているのでそこまでお膳立てしないでしょう

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  • 30年やった(そのくらい奉公した)ような奴にしか最終奥義?秘伝?みたいなもんを教えないとか。昔の特許権が整備 されてない時代背景から考えて、利権を守る為とか、知的財産や技術流出を防ぐためとか。それが迷信のようになったとか。すいません、詳しくないけど書かせて頂きました

  • >1人前と呼ぶには最低30年の経験が必要 だなんてものはこの世に本当に存在するのでしょうか? 一人前って・・・一般的にはその道の平均レベルっぽいです。 独り立ち出来たら一人前ってことなんだろうと思います。独り立ちは、その道で食うことが出来たらです。 一般人は、普通に就職したら一人前ってことになりますが、最低でも自分の給料分働いていないと一人前扱いはされませんけどね。 あと業界的には様々なんだと思います。 10年経っても30年経っても食えないならば、その道で食えないならば一人前ではないってことなんだと思います。 時代のニーズに合致して、一発屋であっても食っていければ一人前なんでしょう。 そうなると、質問の30年ってのも、一人前になった人を平均したらそのくらいの年数が必要なものもあると思いますよ。 芸人とか、陶芸家とか・・・本業よりも別の道で一人前になるほうが早かったりするんだろうなって感じですね。 芸がビジネスにならないとダメってことでしょう。 スポーツや職人の一人前については、別の意味での一人前なんだと思います。 礼儀・技術能力・成績・人柄・状況判断能力・人気とか様々な観点の評価項目があって、それを収入レベル以外で一流や長年プロと呼ばれた人からの評価になるので、一人前の意味が違ってくると思いますね。 ただ、ドライバーは、一人前とかないとか呼ばないと思います。優良ドライバーとか悪質ドライバーとかじゃないでしょうか。 面白い題材で楽しめました。

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  • 私だったら専門学校出て2年目の美容師より、10年目の人に対応してもらいたいですね。同じ美容院だったら値段も同じですし。 お店の看板があって、お客は信頼と実績で判断していると思います。 店長が「これならお客を任せられる」と判断すれば接客できると思いますよ。 芸術(絵とか工芸品等)はそれこそ信頼と実績が物を言う世界だと思います。 高値で取引されたことのある作家さんの自信作となれば、高値で取引されるでしょう。素人では同じに見えますが、専門家が見れば全然違うと思います。短期間で同じものを作れるようになったから同じ値段で売れるかは別問題だと思いますよ。

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