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旧JALについて

旧JALについて労働組合がたくさんあったって本当ですか?同一会社に労働組合がたくさんあることのメリット、デメリット教えてください。

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回答(2件)

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    旧JALには6つの労働組合がありました。 ①JAL労働組合(地上職、整備、客室乗務員) ②日本航空労働組合(地上職、整備) ③日本航空機長組合(機長、) ④日本航空乗員組合(副操縦士、航空機関士) ⑤日本航空先任航空機関士組合(管理職航空機関士、但し会社は労働組合とは認めていない) ⑥日本航空客室乗員組合(客室乗務員) 日本航空設立時は一つの労働組合だったのですが、その後、利害関係の対立から職種別の組合に分かれて行き、また1970年代には路線対立(政財界の圧力もあったようですが)によりJAL労働組合が、また会社側の一方的な管理職発令により機長組合と先任航空機関士組合が出来ました。 <労働者側から見たメリット・デメリット> ・メリット 職種別に分かれる事で要求項目を細分化及び具体的にする事が出来、組織の団結心を高められる。 ・デメリット 組織力が弱くなり(1組織の構成人員が減るため)会社に対するパワーが減少する。また、組合間で足の引っ張り合いが生じ、労働者全体のパワーが落ちる。 <会社(経営)側から見たメリット・デメリット> ・メリット 組合間の対立を利用する事により、相対的に会社側の力が増す。 ・デメリット 労務交渉に要する時間・費用が増す。 等が考えられます。

  • たまたま【JAL崩壊/ある客室乗務員の告白】(文春新書)を読み終えたところです。面白かったですよ。「頑張れJAL!」という気持ちは吹き飛んでしまいました。 ニュースでは、倒産の原因は『政府による赤字路線の押し付け』が取り沙汰されましたが、必ずしもそれが主な理由ではなかったと。そもそもJASとの合併以前はJALは国際線がメインだったと。…確かにそうでした。国内の赤字路線はJASが合併で持ち込んだ路線でした。 しかし、乱立する労働組合の存在がその上をいっていた。…と。 ◎最大労組(御用組合=経営者側ゴマすり) ・JAL労働組合(JALFIO) (約1万人) ◎対立7組合(戦闘的) ・機長組合・先任航空機関士組合・日航労組・キャビンクルーユニオン・乗員組合・ジャパン乗員組合(旧JAS系)・ジャパン労働組合(旧JAS系) (計約5200人) 組合同士は所属している組合員の職種や部所等の違いから主張内容が異なり対立していたようです。その結果、御用組合員の昇格人事が優勢で対立に拍車をかけた。 経営者側との交渉決裂による度重なるスト欠航については、少なくともCA(キャビンアテンダント)等は反対だったみたいですね。 〇組合乱立のメリット 社内の色々な立場での問題が浮き彫りにされる。…等。 〇組合乱立のデメリット 自分達の立場だけでの勝手な主張をするようになり、社内の対立を生む。昇格人事での不公平を生む。…等。 JALの内部事情だけではデメリットの方が多かったみたいですし、それによって倒産へ拍車をかけたようです。

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