会社からの業務命令によるプライベート旅行のキャンセルについて。 社外の友人と二人でヨーロッパに行く予定でした。 友人…

Question

会社からの業務命令によるプライベート旅行のキャンセルについて。
社外の友人と二人でヨーロッパに行く予定でした。
友人は業務上長期の休みが取りにくく半年前から日程調整をしてお互いの予定を取り決めました。
その後、上司に口頭で許可を得たあと、日本の旅行会社やヨーロッパの現地会社に頭金や支払いを済ませております。
会社の規定で3泊以上の旅行は事前に旅行工程や宿泊施設を記入して申請を出さないといけない決まりのため提出済みです。

ところが既にキャンセル代が発生する時期になり取引先より勤める会社に旅行日程と重なる日で仕事の依頼が来ました。
会社としては自分抜きでは先方に失礼に当たるので旅行はキャンセルしてほしいと言われました。
代理の担当を立てることも出来ないと言われました。（費用対効果で複数人で担当する置くことを今までも断られていました）
旅行はプライベートとなのでキャンセル代を出すことは出来ないと言われました。
実質自分だけキャンセルということにはできないため二人分のキャンセル料がかかります。
現在友人の分もあわせると数万円、キャンセル時期を遅らせると30万円程キャンセル料がかかります。
せめてキャンセル料だけでも補填してもらうことは法的に難しいのでしょうか。
会社は中小企業のため訴訟など起こせば自分は会社に居づらくなり、また昇進もできなくなると思います。（今は平の少し上）
なんとか会社とお互い納得できる解決策はないでしょうか。

Answer 1

当然、有給休暇を取得しての旅行だと仮定します。

＞上司に口頭で許可を得たあと、

この時点で、有給の取得が約束されていますので、「休暇を取る権利」があなた側に生まれています。

＞会社としては自分抜きでは先方に失礼に当たるので旅行はキャンセルしてほしいと言われました。

強制ではないので「任意でのお願い」です。よってそれを聞くかどうかはあなた次第です。

＞旅行はプライベートとなのでキャンセル代を出すことは出来ないと言われました。

これは当然でしょうね。出勤が強制であるならともかく、任意なのですから。

＞せめてキャンセル料だけでも補填してもらうことは法的に難しいのでしょうか。

法的には無理でしょう。請求するとすれば契約不履行による損害賠償ですけど、質問文を読む限り契約不履行、すなわち「有給休暇の取得による不利益処分」をなにも受けていませんから。

要するにこの問題はこうです。

①「キャンセルして業務に来て欲しい」というお願いなら、断る権利もある。それを了承した時点で「あなたの任意による有給休暇の取り消し」ですから、任意である以上なにも問えない。

②旅行をキャンセルしたくないのであれば、有給休暇を行使すればいい。上司の許可は出ているのだから。

③違法行為が発生するのは、「実際に旅行から帰ってきた後」に、社内での不利益な処分（いじめ、減給、配置換え、降格など）があった時点から。

よって「キャンセルする」という任意行為に対しての「損害賠償」は法的にも難しいです。むろんあくまで民事ですから、会社との話し合い次第ではありますが、少なくとも会社には支払う「義務」は存在しないでしょう。

Answer 2

休暇ですから、会社は原則的には文句言えません。
さらに、然るべき手続きを踏んでおられるようですので尚更です。代理を立てられないのは主様の責任ではありません。
しかし、おっしゃる通り会社など勝手なもので、旅行一つで主様の将来にまで影響を及ぼすのであれば再考された方が無難ではないでしょうか。
どうしてもダメだという場合は会社に補填義務があると思います。時季変更権の濫用にあたります。

Answer 3

法的にはどうか、ということだと思いますのが、可能と思います。民事ですからまずは話し合いですね。役所は介入できません。

Answer 4

会社に賠償を求めるぐらいなら、最初から断るべきです。受けた時点で会社の責任はなくなります。