FP3級学科 ライフプランニングと資金計画の公的年金の給付分野です。

Question

過去問を解いていたところ、

遺族基礎年金を受給することができる遺族は、国民年金の被保険者等の死亡の当時、その者によって生計を維持され、かつ、所定の要件を満たす妻および子に限られる。◯か×か？

という問題で、答えは×で解説には、

遺族基礎年金を受給することができる遺族は、死亡した被保険者に生計を維持されていた子または子のある配偶者（妻、夫）です。なお、子の要件は18歳到達年度の末日までの子（20歳未満で障害等級1級または2級に該当する子）です。

と書かれていました。

私は、「所定の要件を満たす」に諸々含まれていると思ったので◯にしたのですがなぜ解答は×なのでしょうか。教えていただきたいです。

Answer 1

ひっかけ問題です。この形式はよく出題されるので、覚えておいてください。

不正解：「妻および子に限られる」
正解：「子または子のある配偶者（妻、夫）」

「所定の要件を満たす」の文言ではなく「配偶者」の部分がポイント、つまり『妻だけ』ではなく『妻あるいは夫』が正解なのです。

Answer 2

完全にバツですよね。

所定の要件を満たすに、このある夫も含まれている？なん
て読解はありえないと思うのですが、、、

また、その解釈でなくてもバツです。遺族基礎年金は、子のある妻、または子です。
問題は、子のある妻でなく妻となっていますから☓です。