公認会計士試験よりも、税理士試験の方が易しいと言われますが、

Question

税理士試験は全科目を一度に合格することは大変難しいとききます。公認会計士試験は、免除科目が出来たとはいえ合格するときは

すべて一度に合格するケースが多いようです。

それなのになぜ、会計士試験の方が難しいのでしょうか？

やはり科目の内容の質的な面においてでしょうか？

Answer 1

仰る通り、税理士試験を全科目一度に合格するのは、大変難しいです。

しかし、現実問題として、そのような科目のとり方をする方はおらず、毎年１・２科目ずつとっていくこととなります。

また、税理士は大学院で論文を書けば科目合格がもらえます。

国税庁に努めていれば、試験無しで全科目合格者となれます。

資格の難易度を比較する場合、その最も容易なルートを基準として比較されます。

例えば、山田デンキでWIIが4万円、プレステが5万円 ビッグカメラでWIIが4万円プレステが4万2千円で売っている場合、WIIとプレステの値段の比較は、通常4万円と4万2千円で行いますよね。これと同じで、資格を持たない第3者が、どっちの資格が難しいか比較をする場合は、一番とりやすいルートがどちらが簡易かという基準で判定を行います。

特に税理士試験を全科目一度に合格するケースは、極めてイレギュラーなケースなので、その際の難易度は一般の人にとって重要な情報ではないと考えられます。
また、世間では、「時間がかかるが合格できる」ものより「時間はかからないが、合格できない可能性が高い」ものの方が難易度が高いと判断される傾向にあります。「時間がかかる」というのは、資格を持たない一般の人にとって「私だってお金があれば、時間くらいいくらでもかけられる」という風に感じられるためです。