生産管理の仕事をしていく中で納期管理の壁にぶつかっています。 どの商品がいつの納期なのかが把握出来ず自分自身の記憶力の…

Question

生産管理の仕事をしていく中で納期管理の壁にぶつかっています。
どの商品がいつの納期なのかが把握出来ず自分自身の記憶力の限界を感じています。注文書が入った時点で日程を組んでとしているので先の納期まで把握が難しいです。
何か良い方法があればお力添えがほしいです。
宜しくお願いします。

Answer 1

大手メーカーで、1000人ぐらい動かす生産管理をやってました。
工程も数百ぐらい。
それを全て頭に入れるのは不可能なので、全てそれぞれの工程表にプロットして、いわゆる電車のダイヤグラムみたいにして、初工程〜最終工程までの流れをタクトタイムで計算します。
そこで途中に乗り換えが必ず発生しますので、そこでの待ち時間(乗り換え時間)なども計算の上で。

分かり易く言えば、仙台→東京の或る場所へ行く(完成)へ行くのに、電車(加工品)によっては通るルートが違うので、
東京駅まで新幹線で行き乗り換え
上野駅まで新幹線で行き乗り換え
大宮まで新幹線で行き乗り換えとか、モノによっては加工工程が変わります。
それらを全て網羅してリードタイムを決めて置き、最低限掛かる日数の把握と、乗り換えによる優先順位の調整や待ち時間なども計算で決めて置く必要が有ります。

ここまでは準備段階です。
ex)
A製品は最短で10日で完成
B生製品は最短で12日で完成
C製品は最短で15日で完成
DE製品は最短で20で完成…とか。
それらを混合して流せば必ず途中で待ち時間が発生しますから、急がれている納期を優先に長そうとした場合なには、上記の最短完成日数は役に立ちません。

あくまで待ち時間がゼロの場合の最短完成日数ですから、同時にどの製品をどれだけ流すのかで、途中工程(駅)でどれだけ待ち時間が発生するのかをシミュレーションする必要があります。
千葉、埼玉、神奈川…などなど、色んな場所から電車(半完成品)は入ってくるので、それを交通整理するのが生産管理の仕事です。

その為には見える化と可視化する必要が有ります。
それを理解出来なければ生産管理は難しいと思います。(私は毎日200種類の製品を流していました)

とりあえず部材調達や生産人員の負荷調整の為に生産計画は3ヶ月分は作りますが、毎日の日程は毎日作ります。
電車が遅れればダイヤ改正をしなければならないし、飛び込みの臨時電車が発生すれば割り込みしなければならず、それを毎日調整しなければなりません。

>どの商品がいつの納期なのかが把握出来ず自分自身の記憶力の限界を感じています。
納期一覧表を作成して置けば、把握は見える化で分かります。
それを生産計画表にプロットし、最短距離の生産リードタイムで初ロットの投入日が分かります。

それで負荷を計算すれば必ず凸凹やの山や谷が出来てしまうので、それを平準化します。
平準化で後ずらしすれば必ず納期ショートするので、必ず前に引っ張らなければなりません。
いわゆる作り溜めです。

それをやるのが生産管理(計画)です。

Answer 2

端的に言うと受注の時点で計画をちゃんと立てて、ネック工程を把握し、毎日進捗管理をしていれば大丈夫だと思います。コツは見ておけばいいポイントを掴むことではないでしょうか？
全てを場当たり的にやると全てを把握する必要がありますが、計画がカッチっと決まって、関係者が理解していれば勝手になんとかなりますよ。

そんな私も生産管理をしてもう10年…一応今年生産管理から卒業できました…

Answer 3

把握するのと、全部覚えるのは違うのでは？と思います。
必要な時に必要な情報が分かればいいと思います。
なので聞かれそうな情報を予想して、予習しておく。
もちろん一覧を作成して確認しやすくするとか工夫は必要ですが。
全部覚えなきゃいけないというなら的外れな回答ですね。スミマセン。

Answer 4

他の方はどのようにされているか、相談してみてはいかがでしょうか。

あとは少し大きな話になるのですが、制約理論（TOC）の考え方を導入してみてもいいかもしれませんね。

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