公認会計士を目指す、高校一年です。 今通っている高校は、偏差値は50ちょっとくらいで、日東駒専レベルの地方私立大の付属…

Question

公認会計士を目指す、高校一年です。
今通っている高校は、偏差値は50ちょっとくらいで、日東駒専レベルの地方私立大の付属校です。僕は今公認会計士になるために難関大学合格を目指して、東進に通い平日約3時間、休日約10時間くらいの勉強をしており、そのため部活はしてません。

付属校なのでそのままエスカレーターの人が6、7割くらいいますが、僕はMARCHレベルの大学に行きたいと思っています。そしてMARCHのいずれかの大学の経営学部（中央大なら商学部）に入学し、予備校にも通いながら公認会計士を目指そうと思っています。

このレベルの人間の僕ですが、公認会計士という難関資格を目指すことは無謀ですか？よく東大合格と比べられたりしていて、自信がなくなっています。励ましてほしいとかではなく、現実的にどうなのかを知りたいです。

Answer 1

公認会計士試験は 多額の予備校の費用と膨大な学習時間を投入したとしても、合格の保証など一切ない上に、有名大在学中或いは既卒の優秀な受験生も数多く受験する 合格率10% の 博打試験だ。

しかし 受験予備校から提供される膨大な量の教材をこなす事さえ出来れば、大学のランクに関係なく 合格の可能性はそれなりにある。

逆に どんなハイレベルの難関大学に進学したとしても、予備校の教材がこなせなければ合格の可能性は低い。

なので、会計士試験に失敗した時の保険 として難関大学受験を選択するなら ともかく 会計士試験に合格する為に難関大学へ進学する必要は全くない。

会計士試験の勉強は受験予備校での学習が全てだ。

仮に合格するまで合格率10%の博打試験である会計士試験を受け続けるだけの覚悟が既にあるなら、 難関大学入学の為の受験勉強は無駄だ。

まずは今の学校で確実に成績を取って付属大への推薦を確実にした上で、高校在学中からサッサとTACや大原の公認会計士講座の受講をはじめるなり、簿記の勉強を始めるなりした方が合理的だろう。

Answer 2

4年あれば現実的に合格可能です。少なくとも短答式までは合格できるでしょう。論文式まで受からなかったら会計大学院の入試を受けて学費免除での進学を目指します。大学院に行くかどうかに関わらず2年ぐらい浪人しても問題なく中堅以上の監査法人に就職できます。

ダブルスクールする専門学校(予備校)の授業形態はほとんどが映像通学です。校舎に行ってブースに座り1人で講義動画を再生します。非常に辛く、孤独です。続くひとは少ないです。この形式でうまくいく学生は、メルカリで予備校のDVDを購入しても合格できるでしょう。

教室で対面で受ける教室通学を実施しているところもわずかに存在します。新宿や水道橋の校舎が中心です。教室通学は夜間や土日の決められた授業時間に拘束されるデメリットがあります。動画のように倍速再生や巻き戻しもできません。その代わり、ある程度の強制力があるうえ、対面なので集中しやすいです。意志が弱い人に向いています。

たとえば明治大はどの学部からでも所属できる経理研究所という学内予備校で簿記3・2級講座と管理会計・財務会計の対面授業（教室通学）を提供しています。そのあとは外部の専門学校(予備校)で対面授業の教室通学になります。

Answer 3

一度駿台か河合の模試を受けてみることですね。
（東進は母集団のレベルが今一つなので）
そうすれば、今の高1の中での立ち位置がわかります。

学校の偏差値しか書いてませんが、一般的な偏差値50少々の学校だと、大学進学者の中では、最下層に位置しています。

MARCHクラスまで到達するには、相当の努力が必要です。
可能性はゼロではないので、高3の夏までに志望校Ａ判定偏差値を超えられるよう、不得意分野をひとつひとつ、丁寧につぶしていってください。

公認会計士なら中央の商学部がオススメです。
合格を目指すサークルも数多くありますし、大学のサポートもあります。

ただ、大学合格も含め、あまり一つにこだわらなくてもいいと思います。
公認会計士ではなくても、会計のプロなら、税理士でも十分食べていけます。

税理士なら一発合格ではなく、数年かけて合格も可能です。

公認会計士が「難関資格」だと聞いて目指しているのだと思いますが、人生はそんな「ラベル」だけの勝負ではありません。資格は「合格する」だけで人生バラ色になるわけではないのです。

大学の偏差値は高いほうが有利ですが、それも就活まで。
人生、何を強みにして食べていくのか、真剣に考えましょう。