警察では二種類の犬が活動中です。 すでにご案内の「警察犬」に加えて「警備犬」がおります。 警察犬は刑事部鑑識課に属し、主に犬の特性である臭覚を生かした「臭気鑑別」「犯人追跡・捕獲」の仕事をしています。 特に臭気鑑別結果は公判廷でも証拠採用され、その正確な選別は法曹界でも高く評価されているところです。 犬種は定番のジャーマンシェパードに加え最近ではレトリバー系も増えています。 一方の警備犬は警備部に属し、文字通りの重要防護施設の警戒等に従事しています。 こちらも嗅覚を生かし、爆発物(火薬)の発見や、不審者の追従や捕獲に威力を発揮しています。 また警備犬のもう一つの大きな特徴として「災害救助犬」としても活動をしています、先年の中国大地震災害では「国際緊急援助隊」の一員のとして現地で活動しました。 (脚の肉球を瓦礫で負傷しましたが、血を流しながら検索をしていました。その後事故防止のためグローブを用意したものの、動きにくいそうです) こちらもジャーマンシェパードが主流ですが、黒ラブもかなりの数が在籍しています。 この警備犬は自衛隊でも基地の外周警備のため活躍中です。 また、財務省の税関でも「麻薬探知犬」が活動しています。東京税関成田支署が有名です、こちらはビーグル犬が主流です。 警備犬・警察犬は基本的に一人の専従者が生涯付き添います。 主従の関係を継続するためです。 以上、警備犬の質問にも関わらず、他の働く犬のことまで回答してしまいました。 分かって頂きたかったのは「ガードマン」的な警備犬ですが、レスキュー隊員としても活躍していることです。
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警察犬は、捜査活動や犯人逮捕など警察活動をする犬。 警備犬は、その存在で犯罪者を威嚇し、犯罪行為に着手させないための犬。又、万が一犯罪行為が発生した場合は犯人逮捕(現行犯に限る)を行います。
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