転勤を断る権利。 私の前の会社の先輩のことで相談です。彼女のいる営業所が閉鎖になるため皆異動になります。

Question

転勤を断る権利。
私の前の会社の先輩のことで相談です。彼女のいる営業所が閉鎖になるため皆異動になります。ほかの人は東京で異動先が決まったのに彼女は関東からまったく離れた別の地域に異動と言われています。彼女は神奈川が地元、一時期その地域にいたことがあるからか何度も半年スパンで転勤しては東京に戻ってきてます。今までは会社からいわれるから仕方なく短期で頑張ってましたが東京での転勤を希望してましたが関東から離れた地域で異動打診をされたそうです。
人事の偉い人からは『正社員は会社の人事異動は断れない』とか『どうしても東京にこだわるなら、雇用形態を変えるか東京にしか拠点がない会社に移るしかない』とか、言われたそうで私はせつなくなりました。私もいた会社なのでわかりますが皆転勤が多いなんて前提で入社してません。私も会社員なのである程度会社側のいい分もわかりますが人事が肩たたきをするようないいかたしていいのでしょうか。社員規則に転勤についての規定は書いてあるか聞いてもメールの返信がないのでわかりませんが、私はなぜ彼女だけが遠くに転勤という話になり人事からもきついことをいわれないといけないのかわかりません。
会社側に何か今後関東にいるために断る権利を主張してもらいたくアドバイスしたいのですが何かないでしょうか。ちなみに一部上場の大きな会社で東京に本社があり沢山東京にも営業所はあります。他の人は東京でなぜ自分だけ、と悩んでいてかわいそうで何か伝えてあげたいです。相談にのってください。

補足

ありがとうございます。
彼女は辛くても断れない優しい人で自分のことばかり主張するが仕事をやらないかたが東京になったと聞き、なんだかいたたまれなくなりました。辞めることも考えてるけど仕事ないよね、と淋しそうにいっていて、結核やら色々病歴もあるし不利だと思うので転職は考えないでなんとか今の会社で頑張ってほしいのです。いったもの勝ちな世の中なのでなんとかお人よしな彼女に主張してもらいたいのです。

Answer 1

補足拝見しました｡
早急に､会社に確認すると共に､組合にご相談下さい｡
また､個人で入る労働組合(ユニオン)にもご相談なさって下さい｡

なぜ､その人だけ異動先が関東ではなく
希望がかなえられないのかは分かりませんが
会社に､業務上必要とした場合､社員に転勤を命じると就業規則に定めがあれば転勤は､断われません｡

ですが､その人が採用時に勤務地が限定されても労働契約を交わしていたら
そのかぎりではありません｡

一度､採用時の契約内容を確認して下さい｡

また､直属の上司だけでなくもっと上の人､または人事部門にも聞いてみて下さい｡
それでも明確な答えがなければ
社内の相談窓口､または労働組合等にご相談されることをお勧めします｡

Answer 2

会社の言うことには問題はないと思います。
質問者さんの言い分のほうが「わがまま」の部類に当たると思いますよ。
転勤がないという形の契約をしてるなら別でしょうが。

Answer 3

実態は分かりませんが、ご質問の内容を見ると、会社側に落ち度があるようには感じられません。

一部上場企業で営業所も沢山あるということですから、転勤があることは容易に考えられます。
「皆転勤が多いなんて前提で入社してません」と仰っていますが、事業所の多い一部上場企業に総合職扱いで入社試験をうけたのでしょうから、自分がその対象になるかどうかは別にして地元以外への配属、転勤は想定内のはずです。（地元配属が多い会社なのかもしれませんが）

事業所閉鎖に伴う異動ということですから、何人も同時に異動されると思います。営業所の統廃合による閉鎖であれば、ある程度はその場所に残る人も多いと思いますが、そのエリアからの事業撤退であれば大多数は他のエリアへの異動になると思います。この際は他のエリアの営業所で人員の補充希望を募ることになると思いますが、当然、関東地区以外の営業所も対象になることでしょう。
この場合、慣れた関東以外の場所に出す人はそれなりの適応能力のある人でなければ耐えられない可能性がありますので、先輩はその条件に合致したのかもしれません。
「自分のことばかり主張するが仕事をやらないかたが東京になった」とありましたが、こういう方は受け入れ側が拒否すると思いますので、仕方がなく東京のどこかの部門で引き取ったというオチだと想定されます。

先輩としては、何故自分だけ東京ではないの？自分の方が仕事も出来るし、私よりも使えない成績の悪い人間を地方に飛ばせばいいじゃない！と思っているかもしれません。
しかし、人事は成績だけで決まるものではありません。人の相性や適応能力等も配慮されます。
「彼女は辛くても断れない優しい人」と書かれていましたので、確かにこの人格を見越して選ばれたかもしれません。でも、それも適応能力の一つなのだと思います。

ご本人は東京での仕事に対するこだわりやご家族、友人、恋人等、色々な理由で東京勤務を希望されていると思いますが、人事の方の
『正社員は会社の人事異動は断れない』
『どうしても東京にこだわるなら、雇用形態を変えるか東京にしか拠点がない会社に移るしかない』
との説明は全て正しい内容です。
内容に正当性がある分、厳しく感じられ、「説得」や「脅し」みたいに感じるのかもしれませんが、就業規則上は上記の通りだと思います。今のままでは、どうしても東京にこだわりつつ、今の会社の残るのであれば、一般職にならざるを得ません。そうすると職種もかわる可能性があるので本末転倒かもしれませんが。

人事異動は「出したい」という「押し」と、「取りたい」という「引き」のバランスがとれた時に成立します。
上記を変えるには「引き」の強い人を見つけるしかありません。
東京のどこかの部門にあなたの先輩のことを非常に買っている人で「引き」の強い人はいませんか？
出来れば今回内示をした「人事の偉い人」にも顔が利く人がベストです。その人が決めた人事を覆すことになりますので、それでも力ずくで通してくれるぐらいの人でないと、却って迷惑をかけることになると思いますので注意は必要です。（一度決めた人事異動を覆すのはかなりのパワー（権力）が必要です）

Answer 4

裁判例上、人事異動の権利は広く会社に認められています。

イヤなら会社を退社するか、会社とよく話し合ってください。

補足について

言ったもの勝ちの世の中で生きていくためには自分の主張をすることは質問者が言うとおり大変大事なことです。

がんばってください。