当期首残高についてご教授をお願いいたします。 20x1年度末にP社がS社を80%で取得します。 その際、S社の利益剰余金は250,000、のれんは14,000で翌年度から定額10年償却、建物に評価差額が2,000あり定額法で5年償却となります。 20x2年度末のS社棚卸資産に含まれるP社が計上した未実現利益が2,000で、20x2年度末のS社の利益剰余金が280,000(S社の配当0)となります。 テキストでは、20x3年度期首の連結開始仕訳の利益剰余金当期首残高は257,320となっているのですが、なぜこうなるか理解が追い付いていません。 私の理解では、20x2年度の仕訳として、 ①S社当期純利益30,000の仕訳として 非支配に帰属6,000/非支配6,000 ②のれん償却として のれん償却1,400/のれん1,400 ③建物減価償却と非支配の負担として 減価償却費400/建物減累400 非支配80/非支配に帰属80 ④未実現利益の消去として 売上原価2,000/棚卸資産2,000 となり、20x3年度期首の利益剰余金の開始仕訳は、 20x1年度末の利益剰余金250,000+①6,000+②1,400+③400-80+④2,000=259,720 になってしまい、テキストに記載している257,320と合致しません。 どなたか、ご教授のほど、よろしくお願いいたします。