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せり人

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せり人になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。せり人になるには、卸売市場の卸売業者(会社)の社員として採用され、その営業担当として配属され、販売業務を経験した上で「登録試験」に合格しなければならない。試験は各市場の管理者(自治体、事務組合など)が行っている。試験合格者には登録証が交付されるが、登録証は交付された市場でのみ有効である。

せり人には、一定の市場業務経験、法律や取引に関する知識などが必要とされる。多くの取引参加者が提示する価格を瞬時に読み取り、買受人を決定するための判断力や公正中立で誠実な態度も求められる。

仕事内容

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卸売市場において生鮮食料品(魚・野菜・果物・肉)や花き(切花・鉢物)などの「せり」を行い、市場内の卸売業者と仲卸業者・売買参加者などの間で商品の売買が公正かつ効率的に行われるようにする。卸売業者が行う販売方法には、主に「せり取引」と「相対(あいたい)取引」がある。せり取引では、せり人が商品の産地・数量などの情報を提示し価格を競わせ、指先又はせり機械により、最も高い価格を提示した取引参加者がせり落とすことになる。

手やり(指先)によるせりは青果・水産物の取引で行われる。せり人は、多くの取引参加者が提示する価格を瞬時に読み取り、買受人を決定して、その取引を成立させる。せり人はこの他、商品の集荷、生産者に対する指導、生産・消費に関する情報の収集・提供なども行う。

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働き方の特徴

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せり人の勤務時間や給与、休日などの労働条件は、卸売市場の卸売業者(会社)の社員であるため、各社の規定に準じている。市場では、生鮮食料品を取り扱うことから、取引は深夜・早朝から開始されることが多い。

東京都中央卸売市場においては、多くの市場で、相対取引が午前0時、せり取引が午前5時頃から取引開始となっている。また、休業日は、食肉以外の市場では、条例上の休業日である日曜日(ただし、1月5日及び12月27日から12月30日までを除く)、祝日、12月31日から1月4日までと定められているほか、臨時休業日がある。

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