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キャディ

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キャディになるには

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入職にあたり、特に学歴や資格は必要とされない。高校などを卒業してすぐにキャディになるケースは余り見られない。主婦等が最寄りのゴルフ場で勤めるケースが多い。学生がアルバイトで行う場合もある。

最初はキャディマスター(後述)から講習を受け、ベテランキャディと一緒にコースへ出てコースレイアウトを把握できるよう経験を積む。屋外の仕事であるため、長距離を歩くだけの体力やボールの行方を見定められる視力(矯正でも可)、ゴルフのルールや技術についての知識が必要となる。お客が楽しくプレーできるようにするサービス精神も求められる。ゴルフ場のキャディマスターは、キャディの指導やスケジュール調整などの管理の仕事をしている。毎朝、キャディにお客を割り当てるのもキャディマスターの仕事である。キャディを長く務め、キャディマスターになる人もいる。

仕事内容

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ゴルフ場でプレーヤーと一緒にコースをまわり、スムーズにプレーが進むように手助けをする。キャディにはゴルフ場に所属するハウスキャディと、プロゴルファーとツアーを転戦するキャディがいるが、ここではハウスキャディについて説明する。

ゴルフのプレーは早朝から始まる。朝、ゴルフ場へ出勤すると、その日に受け持つお客を割り当てられる。スタートすると3~4人のお客を引率して、ゴルフバック運搬カート、あるいは、お客とゴルフバックを一緒に運ぶ乗用カートを操作してコースを回る。

プレーが始まると、打球の方向を確認し、次のプレーのためにゴルフバックを移動させる。お客の求めに応じて、コースのレイアウトやプレー当日の風向き、芝の状態、ゴルフクラブの選択等に関してアドバイスも行う。初心者からプロ級まで様々なお客がいるため、それぞれに応じた的確なアドバイスが求められる。
プレーヤーにゴルフ場でのエチケットやマナーを守ってもらうことや、打球によるけがなどを未然に防ぐこともキャディの仕事とある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 運搬カート、乗用カート

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働き方の特徴

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ハウスキャディはゴルフ場の近くに住んでいることが多く、キャディ用の送迎バスを用意しているゴルフ場もある。就業者は約32,000人となっている(2017年時点*)。働いている人は圧倒的に女性が多く、育児を終えた主婦が働いているケースもある。

正社員の場合、給与は固定給にラウンド給(コースに出た回数分の手当)などの手当が加えられる。コース所属のキャディではなく、派遣のキャディを利用するゴルフ場もある。ゴルフプレーは早朝から行われるため、早朝出勤もある。1日に1~1.5ラウンドを回り、合計8~12km歩くことになる。ゴルフ場は土日祝日も営業しているので、ゴルフ場の休業日や平日に交替で休みをとる。

近年、ゴルフのプレーをする人は減少しており、キャディを付けずにコースを回るセルフプレーの需要も増えている。一方で、インバウンドゴルファー受入れの取組みが広がりつつあり、海外からのゴルファーは増加する傾向にある。

*経済産業省、特定サービス産業実態調査報告書 スポーツ施設提供業編

年収などの統計データ

  • 就業者数

    422,820

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    164時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    355.1万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    39.2

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    21.4万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    3.2

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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